河本敏夫の発言 (本会議)

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○国務大臣(河本敏夫君) 新経済社会七カ年計画というのは、昭和五十四年から六十年までの計画でございます。この間、平均いたしまして実質五・一%の経済成長を続けていこうということでありますが、毎年事情が違いますので、ある年は五・一%以下、またある年は五・一%以上と、こういうこともあろうかと思いますが、七年間おおむね平均いたしましてこの水準を達成したい、こういう目標でございます。
 これは、この程度の成長をすることによって国民生活を向上させ、わが国が国際経済社会に貢献していく力を維持していこう、こういうことが内容になっておるのでございますが、さて初年度、五十四年度におきましては、ほぼ目標どおりの成長が達成できたのであります。しかし、五十五年、五十六年は、第二次石油危機のきわめて深刻な影響がございまして、なかなか目標を達成することがむずかしい状態になったのでございまして、五十五年度につきましては三%台に落ち込んでおります。五十六年度につきましては四・一%という目標を掲げておりますが、現時点ではこの達成もきわめて厳しい状況になっておるのでございます。五十七年度につきましては、第二次石油危機の深刻な影響もだんだんと調整の方向に向かっておりますし、在庫調整も現時点ではほぼ終わったと私どもは考えております。そこで、わが国経済のすぐれた幾つかの点を生かしまして、適切な経済運営をすることによりましてこの目標を達成したい、このように考えておるところでございます。
 なお、グリーンカードの影響をどう考えるか、こういうお話でございますが、この経済効果につきましてはにわかに判断できないと思います。影響ありといたしますならば、一番の問題点はわが国の貯蓄率にどのような影響が出てくるか、こういう点でなかろうかと考えております。(拍手)
   〔国務大臣世耕政隆君登壇、拍手〕

発言情報

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発言者: 河本敏夫

speaker_id: 9303

日付: 1982-03-19

院: 参議院

会議名: 本会議