安倍晋太郎の発言 (外交・総合安全保障に関する調査特別委員会)

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○国務大臣(安倍晋太郎君) 米ソ首脳会談が十九日、二十日と世界が注目する中で始まっておるわけでございます。第一日目が終わったわけでございますが、中身については今お話しのように何ら発表されておりません。しかし、雰囲気から申しますと、予想された以上の熱気のこもった会談になっておる、相当具体的に両国首脳が真剣に会談をしているという印象であります。例えば両首脳だけの会談が実に二回にわたりまして、一時間、一時間と二時間にわたって行われております。外務省としましてもジュネーブに情報を収集するための外交官を派遣しておりますが、そうした彼らからの報告によりますと、両国代表部とも大変な熱気を持っておる、特にアメリカの代表団なんかは朝の三時ぐらいまで会議をしておって、非常に何か熱意がみなぎってきておる、こういうことでございます。
 我々としましても、いわゆる米ソ首脳会談が成功するかどうかというのは、これからの両国の軍縮の道が開けてくるか、あるいは東西関係に明るさが出てくるか、あるいはまた世界のいろいろと混乱した状況に一つの解決の道が生まれてくるかどうかという、大変大きな意味を持つものであろうと思っておりますし、二日目の会談、その結果が恐らく終わってから発表になると思いますし、また日本に対しましても、アメリカ政府からウォルフォウィッツ国務次官補が二十二日にやってまいりまして直接内容を伝えることになっております。ソ連からも恐らく連絡があると思っておるわけでございます。結果を見なければわかりませんけれども、何とかこの熱意が実りのあるものに結びつくことを期待しておりますし、いずれにしてもこの会談がこれで終わりということにならないでさらに継続した会談が持たれるようなそういう状況が生まれることを期待しておりますし、あるいはまた軍備管理、軍縮交渉が引き続いて両国間で進められるということも日本政府としては心から念願しておるわけであります。

発言情報

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発言者: 安倍晋太郎

speaker_id: 29148

日付: 1985-11-20

院: 参議院

会議名: 外交・総合安全保障に関する調査特別委員会