等々力達の発言 (エネルギー対策特別委員会)
⚠️ コピーしたテキストを転載する際は、転載元URL(kokkai-data.com)および原典URL(kokkai.ndl.go.jp)を必ず残してください。発言内容の改変・出典削除は禁止です。
詳細は利用規約をご確認ください。
○政府委員(等々力達君) 昭和六十一年度サンシャイン計画及びムーンライト計画関連の予算案を資料4に基づいて御説明いたします。
資料4の一ページ目の上の総括表をごらんいただきますと、昭和六十一年度のサンシャイン計画関連予算案は、一般会計が二十三億八千万円、特別会計が四百五億八千万円、合計で四百二十九億六千万円と、前年度比一・九%城となっております。また、ムーンライト計画関連予算案は、一般会計十億三千万円、特別会計百十三億円、合計で百二十三億三千万円と、前年度比一〇・六%増であります。
サンシャイン計画関連予算案の主な項目は、下の表にありますように、太陽、地熱、石炭エネルギー等の研究開発であり、ムーンライト計画関連予算案については、大型省エネルギー技術研究開発が主要なものとなっております。
次に、二ページ目に参りまして、サンシャイン計画について御説明いたします。
まず、太陽エネルギー関係では、太陽電池の製造コストを大幅に引き下げるための太陽光発電実用化技術開発を中心に、太陽エネルギーの実用化を目指した研究開発を推進することとしております。
次に、地熱エネルギー関係では、広域かつ深部に賦存する地熱資源の探査技術の確立を図るための地熱探査技術等検証調査の実施、蒸気とともに大量に噴出する熱水を有効に利用するための熱水利用発電プラントの開発等を行うこととしております。
石炭エネルギーにつきましては、石炭の液化及びガス化のための技術開発を行うこととしております。石炭液化技術につきましては、豪州における褐炭液化プラントの一次系の運転研究を引き続き実施するとともに、二次系の建設を行います。また、歴青炭液化技術につきましては、パイロットプラントの基本及び詳細設計等を行うこととしております。
また、石炭ガス化技術につきましては、将来において大きな需要が見込まれる水素を石炭から効率よく製造する石炭利用水素製造技術の開発に着手することとし、昭和六十一年度はパイロットプラントの基本及び詳細設計等を行うこととしております。
以上の項目のほかに、水素エネルギー、海洋エネルギー、風力エネルギーの実用化のための技術開発を引き続き推進することとしており、また、IEA等との国際共同研究を進めていくこととしております。
次に、三ページ目に移りまして、ムーンライト計画について御説明いたします。
高効率ガスタービンの研究開発につきましては、引き続きパイロットプラントによる実証試験等を行う計画でございます。
新型電池電力貯蔵システムの研究開発につきましては、十キロワット級電池の中間評価試験を行うとともに、システム技術については、鉛電池を用いた千キロワット級の試験研究を実施することとしております。
燃料電池発電技術の研究開発につきましては、燐酸型に関し千キロワット級発電プラントの運転研究、オンサイトプラントの要素研究を行います、また、溶融炭酸塩型等の研究開発も行うこととしております。
汎用スターリングエンジンの研究開発につきましては、実用型エンジン及び利用システムの試作運転研究を行うこととしております。
スーパーヒートポンプ・エネルギー集積システムの研究開発につきましては、要素技術等の研究を行うこととしております。
このほか、省エネルギー技術のシーズとなる基礎研究を行うとともに、民間の省エネルギー技術開発に対する助成、国際研究協力事業の推進等により省エネルギーを推進することとしております。
以上が昭和六十一年度サンシャイン計画及びムーンライト計画関連予算案の概要でございます。