安倍晋太郎の発言 (本会議)

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○国務大臣(安倍晋太郎君) 上田議員にお答えをいたします。
 まず、領土問題でございますが、これはしばしばこの席で申し上げましたように、北方領土問題を解決して平和条約を結び、真の相互理解に基づく安定関係を確立するということが我が国の対ソ外交の基本でございます。今般、ほぼ八年ぶりに日ソ外相間の定期協議が行われまして、領土問題を含む平和条約交渉が再開をされ、これを継続することが合意されたことは、今後の対ソ外交を進める上におきまして重要な第一歩であったと考えております。領土問題についてのソ連の立場には依然として非常に厳しいものがございますが、今後とも、国民の総意に基づきまして、領土問題を解決して平和条約を結ぶという我が国の不動の方針を貫くべく、粘り強く交渉を続けていく決意であります。
 次に、日ソ経済問題についてお答えをいたします。
 日ソ間の経済問題につきましては、日ソ貿易経済関係の互恵の原則に基づく一層の拡大を促進したいと、こういう一般的な意向を双方が表明いたしましたほかに、ソ連の四大化学プロジェクト、サハリン石油・天然ガスプロジェクトについての有益な意見交換を行いました。また、次官級に格上げをいたしました日ソ貿易年次協議を三月十一日、十二日の両日、モスクワにおいて開催することで意見の一致を見た次第でございます。
 以上でございます。(拍手)
   〔国務大臣竹下登君登壇、拍手〕

発言情報

speech_id: 110415254X00319860130_014

発言者: 安倍晋太郎

speaker_id: 29148

日付: 1986-01-30

院: 参議院

会議名: 本会議