柳沢伯夫の発言 (科学技術委員会)

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○柳沢委員 三先生にお尋ねしてもいいのですが、三先生ともに大型のナショナルプロジェクトをつくって、それを目標にみんなで協力してこの問題の解明及び開発にかかっていきたい、こういうお話があるような気がします。私もこの委員会で、ぜひ科学技術庁が音頭をとって国民的な目標、例えば、ケネディ大統領のときに月に人間を着陸させるのだというような気持ちを持って一生懸命宇宙科学の開発に当たった、それと同じような何かそういう国民的な課題がないのかというようなことを言ったこともあるのです。それに対して、最近科学技術庁はヒューマン・フロンティア何とかということで、なるべく人体の機能を解明していってそれを応用技術の面でも生かしたい、こういうようなことをやっているのだという話を聞いたわけなんですけれども、例えばその大型ナショナルプロジェクトというのはリニアモーターカーになってしまう、なってしまうと言ってはこれまた京谷先生に申しわけないのですが、そういう格好なのか、もっとほかに何か格好な目標があり得るのか、そういうテーマ、この問題へ向かっての国民的エネルギーを集約するような目標があるのだろうかということが一つです。
 それから第二点は、これは今の三先生にお聞きしてもいいですし、どなたかお一人でもいいのですが、そういう関係で、今度総理がサミットに行ってヒューマン・フロンティア何とかというのを言うのだ、こういう話も伝えられておりますが、これだけ、このところ本当に毎日のように、何が新聞にあらわれるかというのを我々素人でも注目するような展開を見せている超電導の問題について、それと同じぐらいのウエートでもって総理にサミットでも言ってもらったらどんなものだろうかという気がしますので、この点についても何かコメントがあればいただきたいということでございます。
 それから、第三点は京谷先生にお尋ねしたいのですが、先ほど、確かに超電導がこれだけ進歩しているのだったら今のリニアのヘリウムで冷やすのはちょっと待て、もうちょっとすればヘリウムで冷やさぬでもいいかもしれぬぞというような話があって困るのだというお話がありましたが、現実にこれだけどんどん進歩しているのも客観的な事実としてあるわけで、それが先生の方の御研究に、先生の方の主体的な御都合の観点からいってもどういう影響が今出ておるのだろうか、それらについてちょっとお話ししていただければありがたいと思います。

発言情報

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発言者: 柳沢伯夫

speaker_id: 2771

日付: 1987-05-26

院: 衆議院

会議名: 科学技術委員会