山下元利の発言 (予算委員会)

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○山下(元)委員 私が申し述べましたように、行財政改革等を進める、だが税制改革という、この最後の最大の改革について審議を求められるお立場をお伺いしましたところ、極めて明快なお話を伺いました。
 ところで、今もお話ございましたように、今国会で大きな問題と言われるのは、まさに総理の申されました不公平税制を解消するための税制改革であると存じます。ところが、きょうこうしてこの予算委員会が開会されて国民の前で審議が進められるわけでございますが、現在までの議論を見ておりますのに、何か税制改革はあるいは金持ち優遇ではないか、貧乏人いじめではないかというふうな言葉が広がっておるのであります。
 私ども自由民主党から言わせていただくならば、そのようなことだけで、何か言葉だけがひとり歩きしているという状態はまことに憂えられてならないのであります。総理が今申されましたように、二十一世紀のために、国民のためにしっかりとした税制改革を御提案されておるわけでありますから、これからの審議を通じまして十分皆さんの前ではっきりしていただきたいと存じます。
 おかげさまで昨年の衆参同日選挙で私ども自由民主党は圧倒的な国民の支持をいただきました。私どもはその責任を感じて、本当に国民のために一生懸命やらねばならないと存じます。その自民党が、金持ちだけを大事にして貧乏人をいじめるとか、そのようなことがあるわけがございません。私どもはあくまで国民の皆様を不幸にする政策を進めるわけはないのでありまして、もっともっと自由民主党を信頼していただきたいと存じます。
 税制改革は、言葉のキャッチフレーズだけでは片づけてならない問題であります。まさに国民の皆様が、税というのは一番基本的なものであります。考えてみると、議会というものは税から始まったと存じます。いかに国民が税を負担するかということを議会において審議することが始まりであります。それほどの大事な問題であります。私は、今度の国会でもう一つ大きな問題は、防衛費の問題があると思います。税制改革と防衛の問題、この大事な二つの問題でありますが、この防衛の問題については同僚の椎名議員にお願いしたいと存じますが、税制改革については、ただいまのように、私はぜひとも具体的な審議を続けて、問題点を国民の皆さんに明らかにしていく、そうして結論を得るということにぜひお願いしたいのであります。この言葉だけで、キャッチフレーズだけで論議されることなく、真剣に審議していただきたいと思いますが、これについての総理の御所見をお伺いしたいと思います。

発言情報

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発言者: 山下元利

speaker_id: 996

日付: 1987-03-03

院: 衆議院

会議名: 予算委員会