宮澤喜一の発言 (予算委員会)

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○宮澤国務大臣 この点は総理大臣から特別に私どもに御注意もございまして、まず申告の問題でございますけれども、私どもは申告書のフォームを今つくっておりまして、できるだけ簡素なものにいたしたい。大体B五判ぐらいの一枚紙にいたしまして、それで仕入れと売り上げと税額といったようなものを書いていただいて、そしてあと細かいことになりますと、いろいろ返品とか貸し倒れとかいうのがございますが、それは一般にあることじゃございませんから、そこへ税額票の番号を書いていただく。できるだけ簡単なものにいたしたいと思います。
 それで、税額票の番号は、いわゆるグリーンカードのときに議論になりましたような番号ということではございませんで、ただいま利子の課税のときに銀行の支店に銀行の番号を差し上げてございますけれども、そのようなものを考えております。税額票が偽造、変造されないための考え方でございまして、これでもって納税者をどうとかするといういわゆる背番号という観念ではございません。それが一つでございます。
 それから、この税金のために新しいプログラムが要るかどうかということでございますが、いいプログラムを持っておられるところはそんなに問題がないと私は思いますけれども、新しいプログラムをこのために注文される、あるいは市販のものを買われるということがございましたら、普通でございますとそれはいわば資産になって五年間の償却になるわけでございましょうけれども、この際は、こういう税金のためでございますから、一遍に損金で処理をしていただいていいのではないかと私は考えでおりまして、それは事務当局にそういうふうに考えるように申しております。
 それから徴税の側の立場でございますけれども、先ほど御指摘のように国税、地方税合わせますと入税がなくなりますので、そういう意味で転用し得る人間が相当にございます。また事務の簡素化等も図りまして、できるだけそういう意味でのコストもかからないようにというふうに考えております。

発言情報

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発言者: 宮澤喜一

speaker_id: 13804

日付: 1987-03-03

院: 衆議院

会議名: 予算委員会