山下元利の発言 (予算委員会)

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○山下(元)委員 一年前の議論では減税と不公平税制が盛んに言われておったのであります。所得税の減税、法人税の減税、そして不公平を是正せよということが言われておったのです。私たちは今度の改革案がその二つにこたえていると思います。しかし、減税と不公平をなくするためだけの改革ではだめなんであります。財源を講じなければならない。したがって、自分の都合のいいところだけをつまみ食いする政策はおかしいと思います。
 そこで、実はこの税制改正について、私たちは財源措置としてはいろいろ考えた。四兆五千億という所得税と法人税の減税をやりながらその財源措置について考えた。ところが、野党の税制改革案には、財源措置としてグリーンカード制の復活とかあるいは富裕税というような構想が設けられております。富裕税というのは戦後に行われて、大臣、富裕税のときもいろいろ御苦労されましたが、しかし、あの戦争直後に富裕税がありましたけれども、それは廃止されました。またグリーンカードについては皆さんの御承知のような経緯をたどっております。そうした財源措置として富裕税とかグリーンカード制というものを言われているようであります。こうしたものが果たして適当なものであるのかどうなのか。法人税、所得税の四兆五千億の減税をそれて賄うことができるだろうか、あるいはそれは果たして合理的な根拠があるのかどうか、これはぜひとも総理大臣にお答え願いたいと思います。

発言情報

speech_id: 110805261X00319870303_028

発言者: 山下元利

speaker_id: 996

日付: 1987-03-03

院: 衆議院

会議名: 予算委員会