宇野宗佑の発言 (外務委員会)

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○宇野国務大臣 今おっしゃいますとおり、ASEANは我が国の近隣であり、最も大切な地域ではないかと思います。もっとも、我が国の外交はいずれの国を問わず常にその友好を図るよう努力する、そのことは先ほど申し上げたとおりでございますが、特にアジア同士、そうした面からもASEAN各国が日本に寄せていただく期待は大きい、私はこう思います。
 幸いなるかな、ASEANは既に二十年という長い年月をけみせられまして今日その総会を開くという事態になったわけで、ぜひとも竹下総理をお迎えしたいという招請状が参っておりますので、私もお供していきたいと思います。
 そして、その翌日にはフィリピンと日本との会談も予定されておるわけでございますが、経済的にも政治的にもそれぞれの国はそれぞれ政策を持って立派に努力してこられた、私はこう考えております。しかしながら、やはり我が国といたしましても、お隣のことでございますから、なお一層の力を尽くさなければなりません。
 恐らく経済協力問題、政治全般に関する問題等お話があろうかと思いますが、具体的な一例といたしましては、本年度、私たちは外交政策の上におきまして還流資金二百億ドルというものを設定いたしました。このうち二十億ドルはASEANの各国にひとつ有効に使っていただきたい、こういう意思表示を既にいたしておりますので、この間もASEAN各国の大使諸公がおいでになられまして約一時間ばかりいろいろと御意見を拝聴したばかりでございますが、日本といたしましても、そうした意味合いにおきまして、ASEANの政治的安定、経済的繁栄、そして我が国との親睦のさらに深きことを望んで最大の努力をいたしたい、かように考えております。

発言情報

speech_id: 111103968X00119871204_011

発言者: 宇野宗佑

speaker_id: 12102

日付: 1987-12-04

院: 衆議院

会議名: 外務委員会