馬場昇の発言 (文教委員会)

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○馬場委員 教職員の服務の通知について、午前中の文部大臣の答弁は理解するところもあるのですけれども、この文書が残りますと、そういう大臣の答弁のように実際は動かないというおそれがございますし、また、実際動かないことを願っていらっしゃるのじゃないかとさえも思われますので、午前中私が言いましたように、大臣の意図がはっきりわかるように何らかの方法でまず善処を要望して、一応この問題はおいて次に入っていきたいと思います。
 そこで、これもまた先般我が党の中西委員が大臣に質問をしたところでございますけれども、昭和六十三年三月二十二日に、文部省の高石事務次官が衆議院立候補の表明をやったということに関してでございます。これは、本当に地位を利用した公務員法違反の疑いがあると私は思っておるわけでございますけれども、この具体的事実は、中西委員も説明したのですけれども、三月二十二日午後六時のRKB毎日ニュースワイドで放映されたことでございます。それによりますと、そのキャスターが申されたのは「次の衆議院議員選挙で福岡三区から文部事務次官高石邦男氏が出馬の意向を明らかにした。」こういうことを放映したわけでございます。そして、その説明といたしまして「文部省の高石事務次官はきょう、福岡県粕屋郡志免町で行われた選抜高校庭球大会の開会式に出席した後、RKBのインタビューに応じました。高石氏はこの中で、近く退官する予定だが、現在は役所の仕事を一生懸命やる立場にある。しかし、地元で勝手連のように担ぎ上げようという動きが高まっていることは感謝していると、国政選挙への意欲を示した。さらに続けて、政治的発言の力となるには衆議院と参議院を比較した場合衆議院です、地元の盛り上げを考えていかなければならない、このように高石氏は初めて衆議院選挙への出馬の意思を明らかにした上で、自民党安倍派や中曽根派から誘いがあることを明らかにしました。」こういうようなRKBのキャスターの報道であったわけでございます。
 文部省の事務次官というのは事務方の最高責任者であるわけでございますが、今この委員会で審議しておりますようにこういうときに、また別の報道によりますと、地元に頻繁に帰ってこのような政治活動をしておるという報道も聞いておるわけでございます。また、衆議院と参議院と比べたら衆議院だ、まさに参議院の軽視とも言えることを文部事務次官が発言をする。いずれにしても地位を利用して選挙運動をする、非常に大切な文教委員会の審議をしておるときに事務方の責任者が政治的中立を侵すような発言をする、これは私は許しがたいことだと思います。これを監督するのは文部大臣ですよ。先般中西委員からこの指摘がございまして、その後、文部大臣は高石事務次官に対してどういう措置をとられたかということについてお伺いしておきます。

発言情報

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発言者: 馬場昇

speaker_id: 10581

日付: 1988-04-22

院: 衆議院

会議名: 文教委員会