瓦力の発言 (本会議)

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○国務大臣(瓦力君) お答えいたします。
 まず、日米防衛首脳会談における有事来援研究の提案の趣旨についてでありますが、我が国有事の際の米軍の来援は、日米安保体制の核心をなす重要なものでございますので、従来から最大の関心を払ってきたところでございまして、幸い最近になって日米間で研究の機運が生じてきたため、先般の日米防衛首脳会談において私から提案したものでございます。
 なお、極東における軍事情勢について申し上げれば、極東ソ連軍の質、量両面にわたる増強と行動の活発化など、依然として厳しいものがあると考えております。
 次に、有事来援研究の内容についてでございますが、この研究は、「日米防衛協力のための指針」に基づく共同作戦計画の研究の一環として、我が国有事における時宜を得た米軍の来援について研究するものでございます。その過程で装備の事前集積、つまりポンカスについても取り上げられることとなるか否かは今後の日米間の検討によるものと考えておりますが、いわゆる有事のホスト・ネーション・サポート協定や有事法制について研究するものではございません。このことは従来から申し上げておるとおりでございます。
 なお、いわゆる三矢研究について申し上げれば、この研究は、我が国に対する外部からの武力攻撃があった場合の我が国の防衛について、統合運用を中心として行われた幕僚研究でございます。有事来援研究と同じものといった指摘は当たりません。
 次に、提供施設整備による教会の建設についてでございますが、本件建物は、安保条約の効果的運用のため、米軍の駐留を円滑ならしめることを目的といたしまして、米軍に対する施設提供の一環として、米軍にとって必要不可欠な施設を建設し、提供したものでございます。本件建物の提供は、憲法二十条が禁止する宗教的活動には当たらないものと考えております。また、本件建物は在日米軍に提供したものでございまして、憲法八十九条とはかかわりないものでございます。
 以上、お答えいたします。(拍手)
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発言情報

speech_id: 111205254X01219880331_012

発言者: 瓦力

speaker_id: 26079

日付: 1988-03-31

院: 衆議院

会議名: 本会議