海部俊樹の発言 (土地問題等に関する特別委員会)
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○海部内閣総理大臣 今の御意見を聞いておりまして、私も内心そのとおりだ、そうだな、こううなずきながら聞く面が多々ございます。
しかし、それだけではいかにも申しわけありませんから、もうちょっと答えさせていただきますと、全国総合開発計画をつくって、それぞれの地域の特性やきょうまでの歴史や文化や伝統に根差した地域の開発というものに、今国を挙げて取り組んでおるところでございますから、それぞれの特色を生かしながらそれぞれの地域が活力を持って暮らしていっていただくように、今私どもも活性化に関する懇談会等もつくって努力をしております。
しかし、問題を出発点に戻しますと、首都の東京というものにきょうまで住んで愛着を持って生活をしていらっしゃる皆さん方に、このごろだんだん住みづらくなったな、嫌だな、もう東京なんか捨てて出ていってしまおうかというようなお気持ちを抱いてもらわないように、生活環境の整備とか、あるいは文化状況をどのように誘導していくかとか、それから土地の対策とか、住宅が東京だけは全国と比べても狭いというような問題があります。都市だから狭いのは当たり前だといえばそうかもしれませんが、そうではなくて、もうちょっとゆとりを持って、ゆとりを持った住宅に住めば心理かになっていくということにもつながってまいるわけでありますから、御趣旨のような方向で、それぞれの地域にふさわしい、東京には東京にふさわしい住宅政策や土地政策があってしかるべきだ、私もそう考えております。