井出正一の発言 (予算委員会)

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○井出委員 三つ目は、ODAのあり方でございます。
 今年度の概算要求を拝見いたしましても、各省とも大変この地球環境保全に関するODAに力を入れてこられているように思って、結構なことだと思うのであります。これからODAはいよいよふえていくと思うのでありますが、そのふえる分の大部分は地球環境の保全に寄与するようなところへ使う方がいいんじゃないかなと思うのでありますが、しかし、途上国といたしましては、環境よりはまだ貧困からの脱出、そのための開発といったようなことに大変必要性があるものですから、どうしても環境保全の問題はプライオリティーが高くなってまいりません。要請主義に基づいておりますから、なかなか内政干渉みたいなことになっちゃってやりにくい点があると思うのですが、ODAの質の向上と言われる無償援助がふえていく場合でしたならば、ある程度こちらからそういったものにお使いになったらいかがですかというようなアドバイスをしてもいいんじゃないかと思いますし、その方が長い目で見た場合、その相手の国のためにもなるんじゃないかな、こんなふうに思うのです。過日の東京会議、あそこでも政策対話ですか、それを進めるようにというような提案がなされておったと思うのでありますが、外務省といたしましてはどんな態度で今臨んでおられるのか、お聞きしたいと思います。

発言情報

speech_id: 111605261X00619891018_024

発言者: 井出正一

speaker_id: 25920

日付: 1989-10-18

院: 衆議院

会議名: 予算委員会