渡部恒三の発言 (選挙制度に関する特別委員会)

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○国務大臣(渡部恒三君) この機会に、第十五回参議院議員通常選挙の結果の概要について御報告を申し上げます。
 御承知のとおり今回の選挙は、七月九日に任期が満了となる参議院議員の通常選挙でありまして、選挙すべき議員の数は、比例代表選挙五十人、選挙区選挙七十六人、合計百二十六人でありました。
 選挙当日の有権者数は約八千九百八十九万人で、前回の通常選挙に比べ約三百四十六万人増加しております。
 次に、投票の状況について申し上げます。
 七月二十三日の投票日の天候は、一部の地域で曇りのほかは、全国的に晴れの好天に恵まれました。投票率は六五・〇%でありまして、これは衆参同日選挙となりました前回に比べ六・三%下回りましたが、通常選挙が単独で行われた前々回に比べますと八%高くなっております。
 次に、立候補の状況について申し上げます。
 比例代表選挙については、候補者名簿を届け出た政党は四十政党であり、前回に比べ十三政党増加しており、その届け出名簿に登載された候補者の数は三百八十五人で、前回に比べ百四十二人の増、競争率は七・七倍でありました。選挙区選挙につきましては、候補者数は二百八十五人で、前回に比べ二十二人の増、競争率は平均三・八倍でありました。
 次に、当選人の状況について申し上げます。
 党派別に申し上げますと、日本社会党は比例代表選挙で二十人、選挙区選挙で二十六人、合計四十六人。自由民主党は比例代表選挙で十五人、選挙区選挙で二十一人、合計三十六人。連合の会は選挙区選挙で十一人。公明党は比例代表選挙で六人、選挙区選挙で四人、合計十人。日本共産党は比例代表選挙で四人、選挙区選挙で一人、合計五人。民社党は比例代表選挙で二人、選挙区選挙で一人、合計三人。税金党は比例代表選挙で一人、選挙区選挙で一人、合計二人。第二院クラブ及びスポーツ平和党は比例代表選挙でそれぞれ一人。諸派・無所属は選挙区選挙で十一人となっております。
 なお、婦人の当選人は二十二人で、前回を十二人上回り、これまでの最高となりました。
 次に、比例代表選挙の全有効投票に対する党派別得票率は、日本社会党三五・一%、自由民主党二七・三%、公明党一〇・九%、日本共産党七・〇%、民社党四・九%、税金党二・一%、第二院クラブ二・二%、スポーツ平和党一・八%、諸派八・八%となっております。
 また、選挙区選挙の党派別得票率は、日本社会党二六・四%、自由民主党三〇・七%、連合の会六・八%、公明党五・一%、日本共産党八・八%、民社党三・六%、税金党一・六%、諸派・無所属一七・〇%となっております。
 最後に、選挙違反の状況について申し上げます。
 投票日後九十日目の十月二十一日現在の今次選挙における検挙件数は四百九十七件、検挙人員は一千三百八十五人となっておりますが、これを前回と比較いたしますと、件数で二百二十四件(八二・一%)、人員で六百六十一人(九一・三%)の増加となっております。
 以上をもちまして、過般の参議院議員通常選挙の結果の御報告とさせていただきます。

発言情報

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発言者: 渡部恒三

speaker_id: 31605

日付: 1989-11-09

院: 参議院

会議名: 選挙制度に関する特別委員会