小里貞利の発言 (本会議)

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○国務大臣(小里貞利君) 沓脱議員にお答え申し上げます。
 お尋ねは二点であったと思うのでございますが、まず第一点は、家庭におきまして子供を育てながら、あわせて社会に進出をいたしまして職場人としていわゆる職業生活を行っておられる方々の両面の円滑なる調和を図りながら、そして本来の経験あるいは能力を十分に発揮しながら、そのような一つの目的が達成できるための環境整備を行うべきではないかというお話であると思います。
 この問題につきましては、私ども、この参議院におきまして、かなりの期間をかけまして関係委員会等で鋭意検討を進めておいでになりました経過も十分承知いたしております。なおまた、野党四党におきましていわゆる育児休業法案の共同提案もなされまして、目下継続審議中とも承っております。私ども労働省といたしましては、婦人少年問題審議会にこの問題のいわゆる制度の確立に向けての法的整備のあり方についてただいま検討をいただいておるところでございまして、近々これらの建議を私どもは期待を申し上げておるところでございます。
 なおまた、沓脱議員は、中身におきまして、いわゆる休業中の所得保障の問題あるいは現職復帰の問題、あるいは代替要員を義務づけるべきではないかのごとく示唆をなさったのでございますが、それらの具体的項目につきましては、先ほど御説明申し上げましたような段階でございまして、今日明快に責任を持ってお答えする状況に至っておりませんけれども、十分それらのことにつきましても注目しながら進めてまいるつもりでございます。
 第二点は、介護休業制度の問題についてお尋ねでございます。
 今日、申し上げるまでもなく、人口の高齢化あるいはまた核家族化が進んでまいっております。殊に、婦人労働の社会進出の増加等によりまして、老人介護、いわゆる親しい家族の老人の皆様方に対する介護責任が非常に増加いたしてまいっておりますことも承知いたしておりまして、これらの制度強化についても十分検討を進めてまいりたいと思っておる次第でございます。
 以上でございます。(拍手)
   〔国務大臣愛知和男君登壇、拍手〕

発言情報

speech_id: 112015254X00819910130_013

発言者: 小里貞利

speaker_id: 8557

日付: 1991-01-30

院: 参議院

会議名: 本会議