小里貞利の発言 (本会議)
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○国務大臣(小里貞利君) 小西議員にお答え申し上げます。
育児休業に関連をいたしまして、三点お尋ねでございます。
一つは、端的に申し上げまして、この法制定を急ぐべきではないかというお話でございます。
午前中の答弁でも触れたところでございますが、子供を育てながら家庭生活の主役を果たす、あわせて、社会に出まして職業を持ち、その職業生活と家庭生活の円滑なる調和を図りながら、そして経験と能力を十分に発揮していただきやすい環境の整備は、本来、私ども労働省におきましても積極的に注目をしてまいっておるところでございます。
したがいまして、今日におきましては、婦人少年問題審議会にこれらの問題の法制定のあり方等を中心にいたしまして検討をいだたいておるところでございまして、近々これらの建議がなされる次第でございます。私どもは、でき得る限り早期にこれらの意見を取りまとめていただきまして、そして各方面の意見を集約して、でき得る限り今国会におきまして法案の提出を急ぎ、そして皆様方の御意見あるいは御批判をいただく機会をつくろうと念願をいたしておるところでございます。
もう一つは、その立法に当たりまして、さきに提出をされました野党四党の共同提案の中身を最大限尊重して取り入れるべきではないかという御意見でございます。
もちろん、野党四党の共同提案の中身は見させていただきましたし、最大に注目をいたしておるところでございますけれども、率直に申し上げまして、その中身におきまして野党と与党の意見が大きく隔たっておる面もないではないのであります。例えて申し上げますと、休業中の所得保障等につきましては、自民党ではノーワーク・ノーペイを原則といたしましょうという意見も出てまいっております。しかしながら、野党四党におきましては、休業中の賃金も六割程度は見てあげるべきではないかという、その負担区分等も含めまして聞かせていだいておるところでございまして、私どもは、それらの各方面の意見の可否も含めまして、多角的視点から鋭意目下検討中でございます。
なおまた、先ほど申し上げましたように、婦人少年問題審議会の答申等も出てまいりますから、それらの意見も十分に踏まえながら、さらにまた、お聞きのとおり、昨日来、本会議場におきまして海部総理もこの問題については力を込めて抱負をお聞かせいただいておるところでございますから、近々皆様方にその機会を得たいと、かように考えておるところでございます。よろしくお願い申し上げます。(拍手)
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