吹田愰の発言 (本会議)
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○国務大臣(吹田愰君) 菅先生にお答えをいたします。
現行の連座制の当選無効は効果がないと考えるがどうかというような御意見であったと思いますが、現行の連座制の当選無効は効果がないのではないかということのお尋ねについて、私は、必ずしもそうではない。当選無効の措置のみでは、裁判が長期化した場合には、解散や任期満了により連座制の適用を免れる者が出てくるということは考えられます。このために、今回の改正案におきましては、当選無効に加えまして、連座裁判の確定のときから五年間の立候補制限を科することを提案しているところであります。
それから、最後に、腐敗選挙を行えば政治生命が断たれるという原則を確立するためにも、少なくとも十年間は立候補をできないように制限したらどうだ、こういう御意見であったと思いますが、この連座制の強化を図るために、今回の改正案では、当選無効に加えて、五年間の立候補制限を科することとしております。参議院議員を除いては、任期は四年であります。また、任期六年間である参議院議員についても、百日裁判制度や、今回の改正により公判期日の事前一括指定が行われますならば裁判も早くなると思われますので、一般的には、六年後の選挙の際に立候補制限が科せられることになろうかと存じます。したがって、立候補制限を五年間とすることでも十分制裁の実効性は確保できるものと考えておりまして、御意見の十年間とすることについては、立候補の制限が基本的人権の制約であることからも慎重な検討が必要と考えております。
終わります。(拍手)
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