大島理森の発言 (国際平和協力等に関する特別委員会)

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○大島委員 明石代表、本当に御苦労さまでございました。また当委員会に参考人として御出席いただいたことに感謝申し上げます。ありがとうございました。
 ただいまの代表のお話を伺いつつ、私は、昨年、一昨年と思い浮かべておるわけでございますが、ソ連の崩壊、あるいはまたイラクのあのような状態、そういう中で、私どもは顔が見えない日本ということをよく言われました。加えて、そういう状況の中で我が国は、実は五つの外交方針を昨年立てたと私記憶いたしております。
 それは、一つは平和と安全が保障されることである、あるいは自由と民主主義が尊重されること、開放経済体制を推進すること、人間らしい生活環境をつくること、あるいは対話と協調の世界をつくること、これはまさに日本外交の理念であると私思っております。
 もう一つ、対ASEANを考えますと、日本外交の基本というのは、いわば福田ドクトリンから始まりまして、加えてさらに、幅と深みのある対アジアというものを築いてアジアの平和の貢献のために尽くそう、理念はそのように打ち立てているのでございますが、いわばその手段について私どもはいろいろ考えなきゃならぬ、こういうことで、実は財政的支援、人的貢献、こういうものの中から人的貢献に対してどう我々が対処すべきかということで、昨年以来この委員会でもあるいは国会でも大変議論をしてまいりました。
 その中にあって、当然私どもの念頭にはカンボジアの和平ということもありました。PKO法案をつくったり、あるいは緊急援助隊というのもそういうものでございました。そういう中にあって、明石代表がUNTACの代表として就任されてきょうおいでいただいて、率直な御意見を伺いつつ私どももまた知識を深めて、国会としての結論を出すべく努力してまいりたいと思っておるところでございます。
 そこで、三点ほどお尋ねを申し上げたいと思います。
 まず第一点は、まさにUNTACは今までの国連のPKO活動の中で規模が史上最も大きい、こういうふうに伺っておるわけでございまして、任務の面でも、先ほど代表がお話しされましたように未曾有のオペレーションである、今までとはちょっと違うものであるというようなお話がございました。したがって、そのUNTACのオペレーションの中でいわば行政面、さらに軍事的能力面において最も困難なことは何だというふうに思っておられますでしょうか。そして、そのUNTACが成功するために全体的に今最も必要としているものは何か、そういうことをまず第一点お伺いしたい、このように思います。

発言情報

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発言者: 大島理森

speaker_id: 1754

日付: 1992-03-11

院: 衆議院

会議名: 国際平和協力等に関する特別委員会