東中光雄の発言 (国際平和協力等に関する特別委員会)

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○東中委員 日本共産党の東中光雄でございます。
 先ほどのお話で、クメール・ルージュの残虐行為を二度と繰り返すことのないようにやらにゃいかぬ、ポル・ポト派のあの残虐行為はかってないようなものでありますが、そういう条件でのカンボジアの平和と安定のための御努力に、御苦労さまでございます。
 それで、時間がありませんので、一点だけお伺いすることになるのですが、UNTACの展開計画は総費用二十八億ドルというふうに言われております。その中身でありますが、これは今明石さんの言われましたようにかつてないような大規模なものでありますし、UNTAC設立に関する国連事務総長報告では、UNTACの規模は、軍事要員が一万五千九百人、それから行政監視要員が四千百人、それから選挙要員が千四百人というふうに示されておりまして、UNTACの実施計画では三つの部門が挙げられております。一つは文民部門の人権監視、選挙監視、管理それから行政監視、文民警察の監視、それから軍事部門では停戦監視その他いろいろなことが言われております。
 もう一つはUNTACの直接マンデートにはないがパリ協定の包括的政治解決の枠内で協力する部門ということで、難民、避難民の帰還、三十六万人、それから復旧計画で経費は約八億ドルなどということが言われております。これは非常に大規模なものだと思うのですが、先ほどのUNTACの要員の数でいえば、この三番目のパリ協定に基づく復旧計画、人員は入ってないわけですね。別枠だと思うのです。
 それで、日本の協力という問題があるわけですが、特に軍事活動面について、一万五千九百人という非常に大きなものになっています。内容は、先ほど言われましたようにクメール・ルージュの残虐なあるいは戦闘的な行動を前にしての行動でありますから、ここでやられておる外国軍隊の撤退、不帰還の監視それから動員解除、最小限七割の動員解除の問題があります。しかも武装解除をやる、それから武器弾薬の管理、これはもうなかなか大変な問題だと思いますし、地雷の問題等々大変でありますが、そこで軍事要員あるいは軍事部門の活動について、この計画では、軍事機構としては国連事務総長のもとに総司令部があって、地方司令部があって、それから歩兵部隊一万人強、十二大隊、それから軍事監視員、通信部隊、工兵部隊、運輸輸送部隊、海軍部隊、医療部隊、憲兵隊というふうに言われておるわけです。
 それで、お伺いしたいのですが、この軍事部門の軍事部隊は事務総長の指揮それから総司令部、地方司令部の指揮のもとにそれぞれの部隊が編成される、その指揮のもとに行動を起こすんだということだと思うのですね。それは結局国連で出しておるSOPのガイドラインが一昨年ですか、出ましたね。それから各国の参加についての訓練マニュアルも国連ではつくられました。そういうものに従ってこのUNTACの軍事行動というのはそういう部隊として、それは兵たん部隊もあるでしょうし、通信部隊もあるでしょうが、歩兵部隊を含めて全体として行動を、活動をやるということになるのではないかと私は思うのですが、派遣国の指揮によって動いていくということじゃなくて、UNTACの軍事活動をやる軍事部隊というのは、そういう総司令部、地方司令部に従っての行動をやる、そういうSOPをUNTACとしてつくるということになるのじゃないかというふうに思うのですが、その点はどうなんでございましょうか。とにかく一万五千九百人という非常に大きな部隊でもありますし、お伺いをしたいと思います。

発言情報

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発言者: 東中光雄

speaker_id: 13883

日付: 1992-03-11

院: 衆議院

会議名: 国際平和協力等に関する特別委員会