梶原敬義の発言 (平成四年度一般会計予算外二件両院協議会)

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○梶原敬義君 私は、今度の予算は根底が間違っておるというか狂っていると思う。それは、経済実質三・五%成長を前提にしたような、それがもとになった税収見積もりが基本的にされておる。
 少し例を挙げますと、まず、所得税に関する源泉徴収、源泉所得税等を見てみますと、ベースアップ等が六%上がるだろう、こういうような見込みが前提になっておるわけです。しかし、これは恐らく四%を切るのじゃないか、もっと下がるかもわかりません。したがって、ここで相当大幅な見込み違いが出てくる。それから法人税収についても、今日のような法人所得が非常に厳しい状況を踏まえていない、それが第二点。第三点目といたしましては利子課税。これは、公定歩合がこのように下がるような状況を想定していない、それをもとにして税収見込みを立てております。配当課税もしかりです。
 したがって、税収は、結果としてはこの予算の見積もりと大幅に狂ってくるだろう。この根底が、まず一つは歳入の面で大幅な欠陥を生ずることはもう目に見えておる。
 それから支出の面でありますが、これはもう経済対策六項目ですか、あれで見られますようにすぐに前倒しだ。そうしますと、あとはどうするのか。これは後半、また大幅な補正予算を組まなければならない、これも目に見えている。
 こういう去年の暮れからことしの初めに判断をした予算の歳入歳出の見通しが、もう大幅にこの時点で狂うような予算、これは根底が狂っておりますから、この点からしても、このずさんな予算の立て方、こういうものに対してはどんなことがあっても賛成できない。
 以上です。

発言情報

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発言者: 梶原敬義

speaker_id: 248

日付: 1992-04-09

院: 両院

会議名: 平成四年度一般会計予算外二件両院協議会