萩山教嚴の発言 (土地問題等に関する特別委員会)

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○萩山委員 理解いたしました。
 次に、日本海国土軸の形成について大臣に御答弁願いたいわけでありますが、日本海の国土軸の構想については、知事会でも私たちの地元の知事が申し述べておりますが、昭和六十三年にスタートいたしました国土庁の第四次全国総合開発計画は、東京一極集中を是正し、多極分散型国土を形成することによって国土の均衡を図るというふうになっておるわけであります。
 真に均衡ある国土、世界に開かれた日本、豊かさを実感できる生活大国を実現するためには、先ほど大臣の決意あるいは局長さんの決意にありましたように、東京及びそれに連なる太平洋ベルト地帯偏重の考え方を是正しなければならないわけであります。新しい国土軸を形成することが緊急の国家的課題となっておるであろうと思うわけであります。
 日本海沿岸地帯は、かねてより豊かな水と土地と人的資源、そして個性豊かな風土、固有の文化に恵まれております。また、無限の魅力を秘めた日本海を擁するなど、極めて高い開発可能性を有しております。また、冷戦構造の終結という歴史的な流れの中で、日本と対岸諸国との交流が活発化いたしております。日本海は、これまでの対立、緊張の海から友好と発展の海へと大きく変貌を遂げようといたしております。環日本海圏域における経済、文化の発展のポテンシャルはかつてなく高くなっておると思うわけであります。
 こういう面から、二十一世紀に向けて環日本海時代という言葉が聞かれて久しいのであります。日本海沿岸の活力に満ちた豊かさを実感できる魅力ある地域となり、また、我が国の国際化の一翼を担う地域となることが国内的にも、国際的にも強く要請されると考える次第であろうかと思うわけであります。
 そのためには、現在、全国総合開発計画の中で、日本海国土軸の形成を明確に位置づけ、当地域の高速交通網体系、産業基盤、生活基盤の整備を強力に進めなければならないと考えておるわけでありますが、これについて、東京一極集中の是正と多極分散型国土の形成を図るためには、もちろん先ほど述べました高速交通体系の整備、地域産業の高度化、地方の成長、発展、整備の各般の施策を計画的かつ強力に実施する必要があるわけであります。日本海沿岸国土軸を初めとする国土の主要軸を形成、充実することは、国土の均衡ある発展を図る上でも重要であります。これについて、大臣の力強い日本海沿岸ベルト地帯における国土軸のお考えをお示し願いたいと思うわけであります。

発言情報

speech_id: 112604854X00319930414_008

発言者: 萩山教嚴

speaker_id: 31621

日付: 1993-04-14

院: 衆議院

会議名: 土地問題等に関する特別委員会