武藤嘉文の発言 (本会議)

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○国務大臣(武藤嘉文君) 佐藤議員にお答えをいたします。
 私からは、まず、モザンビークヘの要員派遣に関連して支援体制をどうとっていくのかということでございます。
 現在、モザンビークは近隣の在ジンバブエ大使館が兼轄しておりますけれども、今回、国連モザンビーク活動への我が国の要員派遣が正式に決定されたことを踏まえまして、我が国の国際平和協力業務が行われる間及びその前後の期間、首都マプトに臨時に事務所を設けまして、モザンビーク政府やONUMOZとの連絡、調整や、派遣要員に対する適切な支援等に当たらせることにしております。さらに、南アにあります大使館、ジンバブエにあります大使館などの関係在外公館にも必要な協力を行わしめようとしております。
 次は、カンボジアの総選挙に対しましていろいろ妨害なども予想される、同国の将来のため引き続き積極的に貢献することが必要と考えるが、いかがかということでございました。
 現時点では、総選挙が予定どおり安全裏に実施されることが最も重要でありまして、我が国といたしましては、和平プロセスが予定どおり進められるように、シアヌーク殿下及びUNTACの魅力を全面的に支持していく考えであります。
 我が国といたしましては、従来よりカンボジアに対しまして、人道分野における二国間援助、国際機関を通じた援助を実施するとともに、経済社会基盤整備のための協力を実施してきております。今後とも、カンボジア側のニーズを踏まえまして、適切な協力を行っていく考えであります。さらに、カンボジアに対する国際的支援体制であるカンボジア復興国際委員会の議長国でもございますので、同国の復旧、復興を積極的に支援していくためのイニシアチブをとってまいりたいと思います。
 次に、新たに派遣される選挙要員を含め、UNTACの活動に従事している要員の安全確保に対して、UNTACにおいてどのような方策がとられておるのかということでございますが、UNTACにおける要員の安全確保のための措置としましては、例えば、情勢の厳しい地域を担当するUNTACの選挙チームにUNTACの歩兵部隊の要員を同行させ、また、UNTACの要員が情勢の厳しい地域に宿営する場合には、歩兵部隊の宿営地に宿営させる等要員の安全確保に努めていると承知をいたしております。
 また、UNTACは、要員の安全確保のために次の措置を決定ないし検討中と承知をいたしております。
 一つには、UNTAC要員の安全確保を含む総選挙のための安全措置について、選挙に参加するカンボジア三派との間で合意をした。二番目、国連ボランティア選挙要員の安全確保のために、同要員の一部地域からの配置がえ等の措置を決定した。三番目は、遠隔・過疎地などにおいては、固定投票所の設置にかえて移動投票所を設けることにより、選挙要員の安全を図ること。そんなようなことをUNTACは決定ないし検討中と聞いております。
 我が国といたしましては、我が国要員を含むUNTAC要員の安全確保は、何にも増して重要と考えており、従来よりカンボジア各派に注意を促すとともに、UNTACに対しましても再々申し入れを行ってきたところでございます。
 なお、緊急事態が発生した場合、我が国としてUNTACと緊密に協議を行うとともに、一定の地域に配備されているインマルサット等を利用して各地の邦人要員の安否を確認することとしていますが、さらに、大使館を通じて情報収集を行うなど、状況を的確に把握し、我が国要員の安全確保に努める所存でございます。(拍手)
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発言情報

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発言者: 武藤嘉文

speaker_id: 30472

日付: 1993-04-28

院: 衆議院

会議名: 本会議