中野寛成の発言 (予算委員会)
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○中野委員 カンボジアの総選挙もまずはスムーズに始まったようでございます。
UNTACの明石さんがその投票所の視察中に俳句を二句詠まれたことがきょうの新聞で報道されておりました。「晴れ着着て投じる票へ込める思いは」また「人集い雨にもめげずつくる国土よ」。明石さんの感慨がよくここに出ていると思いました。
私もまた、この明石さんがつくられた俳句を見て、ひとしお二年前にプノンペンを訪れたときのことを思い起こしながら、あれから随分と町の様相も変わっているんだろうなと。しかし、あのときに触れた人々、あの日本橋のたもとの道路沿いにちっちゃな板を渡してその上に、我々が飲み物かと最初は間違えましたけれども、瓶入りのガソリンを売っていたお母さんとお嬢さんの姿を思い起こすわけであります。
あれだけ投票所に早朝から行列をつくったカンボジアの国民の皆さんの願いは、まさに晴れ着を着て、この明石さんのつくられた俳句にも思いが込められているように、晴れ着を着、これからカンボジアの国づくりの新しいスタートだ、そういう思いを込めて投票所に皆さんが集まられたのであろう、こう思うわけでありまして、この姿を中田さんや高田さんにも見ていただきたかったなと。彼らのその願いを完遂するためにもこの選挙を成功させなければならないし、そしてまたカンボジアの復興がしっかりとなされるように、我が国はとりわけ近隣の国として力を注がなければいけないなと改めて思わせていただいた次第であります。
そこでまず、投票日初日が一夜明けた現在であります。現在の状況それから今後六日間にわたって移動投票所に至るまで、この状況から見て、どのように政府としてはごらんになっておられるか、まず今日段階での御見解をお聞きしたいと思います。