中野寛成の発言 (予算委員会)
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○中野委員 今お聞きしたいのは、それぞれがカンボジア和平を願う、善意ですべては始まったことだと思います。ただ、善意だから正しいとは限らないということを先ほど申し上げたわけであります。
善意なるがゆえに、その段取り、手順というものをきっちり踏んで、そして誤解されることのないように、そしてまた、心配がこれ以上積み重ねられることがないようにすることが大事だ。今回は、手順において拙速があったのではないか。しかし、それを今さら悔やんで、引き揚げましょうというばかなことは申し上げません。むしろこれは、私はきちっと、ここまで来たんですから、貫かなければいけない。それがあの選挙に行列をつくったカンボジア国民の願いである、こう思いますから、全力を尽くしてこのカンボジアのPKOは達成しなければなりません。
しかし、今後の反省点として、善意であればいいというのではなくて、今私が申し上げたような手順をしっかり踏んでいく。外務省は国連で努力をする。そしてまた、協力本部はそのことをしっかり見きわめる。そして、本来であれば、五原則に照らしてそれがきっちり派遣する状況にあるのかどうかということを全国民で判断する。しかし、国民ができませんから、国会がそのことをきちっと判断をして、承認をして派遣をするという、そういう手順というものが確立されて初めて国民のみんなも納得するのではないのでしょうか。
今後の課題として、善意であれはすべてが正義であるということではなくて、やはりそこには手順、法律、そういうものがきちっと背景になければならぬ。その手順についての考え方をお聞きしているわけでありまして、これは外務省や協力本部にも関係をいたしますので、総合的な判断から、姿勢から、総理にお聞かせをいただきたいと思います。