堀昌雄の発言 (予算委員会)

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○堀委員 大蔵大臣、今総理から物の考え方は承ったのですけれども、何か少し具体的に担当大臣として、別に私も、国際収支を減らすというのは、何らかのやり方によって結果として減るというのでないと、国際収支の黒字を減らすということを目的に何らかの政策をとるというわけには私はまいらないと思うのでありますね。
 そうしますと、しかし、今も総理のおっしゃいましたように、要するに社会資本の充実、こういう問題があるのですけれども、社会資本の充実ということになりますと、これ、どちらかというと民間がしっかりやってくれればいいですけれども、なかなかそういかないということになると、国がやるということになると、今度は税金を国民から取り上げる、こういう話になってまいりますね。これは国民からしますと、ある一部の、一部のと言うとあれですけれども、企業がどんどん海外に品物を売るために起こってくる貿易黒字、経常収支の黒字を国民の方に転嫁されては困る、こういう論議も起きてくるだろうと思うのですね。
 ですから、そこらはやはり急にはまいりません。しかし、少なくとも世界の他の赤字国が見て、ああなるほど、日本も基本的な方針を転換したなど。時間がかかるだろうけれども、少なくとも徐々にこの黒字を減らしていくということが現実のものになるなというような政策提起がないと、私はこれはなかなか、かつて日本も赤字で随分苦しんだ経験を持っておりますから、その赤字のときの気持ちを考えると、やはり黒字国側が積極的にそれに対応する何らかの政策の転換といいますか、政策提起がないとまずいと思うのですね。 大蔵大臣の方でひとつ御答弁をいただきたい。

発言情報

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発言者: 堀昌雄

speaker_id: 13201

日付: 1993-05-26

院: 衆議院

会議名: 予算委員会