林義郎の発言 (予算委員会)

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○林(義)国務大臣 まさに堀議員おっしゃったようなことで基本的にはやるべきだろう、私もこう思うのです。
 先ほど、経常収支の黒字というのは資本流出の問題の逆である、こういうことを申しました。まさに、今や日本の金がそういった形でやはり行かなければならない。物でのバランスはプラスになります。しかし、それは逆に言いますと、金では逆になっているわけでありますから、当然そういった形でいろいろやっていかなければなりませんし、それがやはりそれらの国々の経済発展にも役立つでありましょうし、また平和にも私は役立つものだろうと思うのです。やはり生活が豊かになるということが一番平和のためにいいことだろう、こう思いますので、アジアの国に対して私たちがまずやっていくというのは、一番近いところでありますからやらなくちゃいけませんが、そのほかの国に対しましても、そういったことをいろいろとやっていくということをやっていかなければならない、こういうふうに思っておるところであります。
 例として私はいいのかどうかわかりませんけれども、かっての債権国で大きかった国というのはイギリスなんですね。イギリスがやっていましたのは、インドであるとかいろいろなところに対して金を相当つぎ込んでいろいろな工場をつくっていった、こういうことがあります。それは言いますと、植民地主義だと言われますけれども、植民地主義的なものではなくて、私は、本当に平和の使者として、平和的な形での金がそういったところに流れていくというような形のシステムをぜひ
日本としてもつくっていかなければならない、こういうふうに考えておりまして、一方では内需の拡大を大いにやるのと、やはり世界的にそういったことも考えていくというのが一つの大きな方向ではないかと思っています。
 ただ、これを具体的に何億ドルとかどうだというような話になりますと、またかえってぎすぎすしますから、方向としてそういったことをやっていくということで、今鋭意関係各省とも御相談をさせていただいて方向づけをやっていこう、こういうことで私は考えているところでございます。

発言情報

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発言者: 林義郎

speaker_id: 33770

日付: 1993-05-26

院: 衆議院

会議名: 予算委員会