船田元の発言 (本会議)
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○国務大臣(船田元君) 私に対する御質問は、まず、我が国の経済情勢あるいは不況の現在の局面はどうかということでございます。
我が国経済の現状を見ると、やはり依然として景気の調整過程が続いているという認識でございます。しかし、そうした中で公共投資が堅調に推移し、住宅建設にも回復の動きが続いておりますほか、最近、産業面を見ますと在庫調整が進展していること、金融情勢においては株式相場が上昇することなど、一部に回復の兆しを示す動きがあらわれてきているわけでございます。
そしてもう一つ、今後の景気の見通し及び総合経済対策の役割やいかん、こういうお話でございます。
政府としては、これまでの累次の対策に加えまして、景気の足取りを確実なものとするために、今回総規模十三兆円を超える総合的な経済対策を講ずることにいたしました。以上のような経済対策は、現在在庫圧縮や経営革新に取り組んでいる民間部門の活力をさらに引き出すということにつながるものでありまして、今後の景気の足取りに細心の注意を払いつつ、その適切かつ機動的な実施を図ることによって、我が国経済は内需を中心とするインフレなき持続可能な成長経路へ円滑に移行していく、このように確信をいたしておるわけでございます。
もう一つは、時代のニーズに即応した公共事業、社会資本整備のあり方についての御質問でございました。
昨年の六月に閣議決定をされました生活大国五カ年計画におきましても、社会資本整備においては、空港とアクセス交通などの異部門間の整備あるいは公民館や図書館等社会教育施設の集中立地など類似機能、関連機能の協調、さらには公共住宅と社会福祉施設の合築など機能の複合化、そういうような各省庁の連携強化あるいは地方公共団体による事業の総合化ということを推進することにいたしております。
今後とも、この方向で各般の社会資本の整備を推進してまいりたい、このように考えております。(拍手)
〔国務大臣武藤嘉文君登壇、拍手〕