船田元の発言 (本会議)
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○国務大臣(船田元君) まず、私に対する御質問は、円高差益の還元のことでございます。
円高によって輸入品価格の低下に伴う円高メリットにつきましてま、価格動向等に係る情報提供を通じまして、市場原理に基づく適正な価格形成を促すということによって国内販売価格に適正に反映をされるということが重要であると思っています。
このような観点から、経済企画庁におきまして、現在、輸入品の価格動向調査等を実施するとともに、適宜これらの調査結果の消費者等への情報提供ということをやっておりまして、先日も小売業における円高差益還元セールの実施状況に関する調査結果などを公表したところでございます。私どもとしては、今後とも引き続き円高効果の物価面への浸透状況の的確な把握にさらに力を尽くしていきたい、このように考えております。
それから、内外価格差の対策につきましては、これはやや中期的に経済構造とのかかわりを有するものだ、このように理解をしておりますけれども、消費者重視の観点から、政府 与党内外価格差対策推進本部を中心として積極的に取り組んできているところでございます。今後とも生活大国実現の観点から内外価格差の是正、縮小に努めていくことが重要であると認識をしておりまして、特に今回の円高の進展も踏まえて、内外価格差対策の一層の推進に努めていきたいと思っています。
もう一つは、四百三十兆円の公共投資基本計画において生活向上に直結する分野に重点を置くべきではないか、このような御質問でございました。
公共投資基本計画は、豊かさを実感できる国民生活の実現や地域経済社会の均衡ある発展を図るために、人々の日常生活に密接に関連をした生活環境や文化機能の重点化、あるいは多極分散型国土形成に向けた交流ネットワークや経済基盤の整備等の施策の一層の充実を図るということを社会資本整備の主要な施策にいたしております。
また、昨年決定をいたしました生活六年計画においても、やはり利用者の視点に立った整備目標を具体的に示しまして、それらを踏まえて生活に関連した社会資本整備に重点を置くということにしているわけでございます。
なお最後に、このような公共投資についてはハードとソフトのバランスが重要ではないかということでございましたけれども、御指摘のようにこれは生活大国五カ年計画の中におきましても、歴史や自然等地域の個性を生かした美しくて潤いのある社会資本の整備、あるいは屋外広告物等の適正な規制や誘導などによりまして人々が愛着を持てる景観の形成を行うこと、あるいは緑の整備を推進するということを重点的に手がけよう、このように考えております。
今後とも生活大国への実現のために、特に社会資本整備におきましても生活に関連をしたものに重点を置いてさらに整備を進めてまいりたい、このように考えております。(拍手)
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