与謝野馨の発言 (予算委員会)
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○与謝野国務大臣 被災地域の多くの学校においては、地震発生直後から休校措置がとられまして、現在徐々に登校が再開されつっあるところでございますが、一月三十一日現在、公私立の小中高等学校で約二百校が休校しておりまして、休校中の学校の児童生徒数は約十三万人となっております。
現在、被災地域の多くの学校は被災住民の避難所として提供されておりまして、今後、住民生活の安定と児童生徒の安全確保を基本に置いて、学校施設の安全点検や早期復旧、教科書や学用品の支給など、学校における教育活動ができるだけ早期に再開できるよう万全を期してまいりたいと考えております。
具体的には、学校施設の安全点検のため、文部省と都道府県教育委員会の技術職員を既に現地に派遣をしております。また、教科書、学用品についても速やかに供給できるよう体制の整備を行い、既に支給も開始しているところでございます。
具体的には、神戸地区において、まだ四八%の学校が休校しております。阪神地区は開校しているところが多くて、休校しているところは全体の一三%でございます。
次に、高校入試についての御質問がございましたが、これからいよいよ高校入試が本格化するわけでございますが、これを円滑に実施がなされるよう受験生に対する配慮をすべきということは、先生の御指摘のとおりでございます。
このため、兵庫県教育委員会におきましては、神戸市教育委員会や兵庫県の中学校長会の要望等も踏まえまして、第一には、推薦入学については、願書受け付け及び検査等の日程を五日から十日程度延期をいたします。学力検査については、試験日は三月十六日でございますけれども、願書受け付けの日程を五日延期するなどの措置を講じております。また、県内の私立高校についても、兵庫県私立中学高等学校連合会において検討がされておりまして、入試期日の変更を申し合わせ、昨日、私立高校における入試日程や選抜方法の変更等が発表されたところでございます。
このたび兵庫県内の高等学校についてとられました措置については、学校の状況等を最もよく承知しております教育委員会等が関係機関等と連携を図って決定したものでございまして、文部省としては、このような県の方針に沿って円滑に入学試験が実施されるよう特に意を用いてまいりたいと思います。
なお、兵庫県内の場合を含めまして、今後被災地を離れ、急遽他の地域の高等学校を受験する生徒がふえることも予想されますので、文部省としては、全国の都道府県教育委員会等に対し、高校入試における配慮について、出願期間や提出書類の取り扱い等について弾力的な対応を求めるとともに、特別の受験機会の確保や収容定員を超えた受け入れなど、可能な限りの対応を検討するよう要請したところでございます。