深谷隆司の発言 (予算委員会)

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○深谷委員 例えば、外貨準備の中で金を保有するということに対しては、世界各国が現在保有している量を余り変動してはならないという不文律があるなどなど困難な問題があることは承知しております。しかし、ドル一辺倒の形でこのまま進んでいくということには私は無理があろうと思うのです。ですから、大蔵大臣の今のお答えは必ずしも私は十分とは思いませんが、ひとつぜひ、ただいまからこういう検討に入っていただくように要請したいというふうに思います。
 ところで、自動車及び部品問題で日米経済協議は決裂をいたしたのでありますが、昨日、アメリカのカンター通商代表は、通商法三〇一条を発動して、日本製の高級車十三車種を対象に制裁の候補リストを提示いたしたのでございます。現行二・五%の関税を一〇〇%に引き上げる、大変厳しいものであります。
 そもそも私は、三〇一条というのはアメリカの国内法ではないか、アメリカの国内法を振りかざして自由貿易を破壊するということは許されないことだというふうに、そんなふうに思っております。大体、円高問題や貿易摩擦でアメリカの高圧的な姿勢というのは、多分にクリントン大統領の来年の選挙の背景もあるというふうに聞いているわけであります。私は、この際日本は毅然たる態度で臨むべきだと思っています。当然、今度の三〇一条の発動に際しては、世界貿易機関、WTOに日本も提訴すべきだと思いますが、総理大臣は、今どういうふうにお考えでしょうか。

発言情報

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発言者: 深谷隆司

speaker_id: 18793

日付: 1995-05-17

院: 衆議院

会議名: 予算委員会