小澤潔の発言 (沖縄及び北方問題に関する特別委員会)

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○国務大臣(小澤潔君) このたび沖縄開発庁長官を拝命いたしました小澤潔でございます。
 坪井委員長を初め委員各位の御指導と御鞭撻をお願い申し上げます。
 沖縄開発庁長官として所信の一端を申し上げる前に、今回の阪神・淡路大震災によりお亡くなりになられた方々そしてその遺族の方々に対し謹んで哀悼の意を表しますとともに、負傷されました方々及び被災された方々に心からお見舞いを申し上げます。
 さて、多難な道を歩んできた沖縄が復帰して以来、県民の皆様のたゆまざる努力とともに沖縄の振興開発のための諸施策が講じられ、その結果、社会資本の整備は大きく前進し、本土との格差は次第に縮小されるなど、沖縄の経済社会は総体として着実に発展してまいりました。
 しかしながら、御承知のとおり、沖縄はさきの大戦で焦土と化し、また、戦後も二十七年間にわたり施政権が分離され、さらに、現在もなお広大な米軍施設・区域が存在するなど、種々の要因により、沖縄においては今なお生活、産業基盤の面で整備を要するものが多く見られるとともに、全国との所得格差の存在、産業振興のおくれ、雇用の問題など多くの課題を抱えております。
 このため、沖縄開発庁といたしましては、引き続き、第三次沖縄振興開発計画に基づき、各方面にわたる本土との格差を是正し、自立的発展の基礎条件を整備するとともに、沖縄の特性を積極的に生かした特色ある地域として整備を図り、平和で活力に満ち潤いのある沖縄の実現に向けて諸施策を推進することといたしております。
 このような考えに基づき、第三次沖縄振興開発計画の四年度目に当たる平成七年度予算につきましては、総額三千百四十一億円、その大部分を占める沖縄振興開発事業費は、公共事業関係費を中心に、対前年度五・六%増の二千九百二十六億円を計上するとともに、厚生年金特例納付に係る沖縄県の利子補給事業に対し国が助成を行うこととするなど、新しい時代に向けた諸施策の積極的な展開に十分配慮したところであります。
 私は、これまで数回沖縄を訪問したことがあり、首里城に象徴される独自の伝統文化や貴重な動植物をはぐくむ豊かな自然に触れるとともに、沖縄の未来への可能性を感じてまいりました。私は、沖縄を担当する大臣として、今後とも、沖縄の実情、沖縄県民の意向を十分に踏まえ、県民と一体となって沖縄の振興開発に積極的に取り組んでまいる所存であります。
 坪井委員長を初め委員の皆様方の一層の御理解と御協力をお願い申し上げまして、私の所信といたします。

発言情報

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発言者: 小澤潔

speaker_id: 29588

日付: 1995-02-17

院: 参議院

会議名: 沖縄及び北方問題に関する特別委員会