井出正一の発言 (本会議)

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○国務大臣(井出正一君) 矢原議員の御質問にお答えをいたします。
 まず第一の仮設住宅の用地の確保についてのお尋ねでございますが、現在、応急仮設住宅約四万戸の建設計画のうち約三万戸について用地も確定し既に発注したところであり、残りの約一万戸については、国有地や関係市町の公有地を中心に調整を急いでおり、二月十四日現在で約十五ヘクタールが確保されているところであります。
 応急仮設住宅の設置に当たりましては、入居者の要望、生活環境等を考慮して、極力身近なところに設置することとしているところでありまして、約二万九千戸については、被災者の同一市町内に建設することとしているところであります。しかしながら、短期間に大量の仮設住宅を設置する必要があり、用地の関係により県外に設置せざるを得ない場合も考えられますが、その場合にも、被災者の職場等の条件やその他の御要望に配慮し、十分被災者の方々の理解を得て進めてまいりたいと考えております。
 今後とも、用地の選定に当たりましては、被災者の御要望に十分配慮をしつつ、早急な確保を図ってまいりたいと考えております。
 次に、水道の災害復旧事業に関するお尋ねでございますが、先ほど総理からも御答弁がありましたように、厚生省としましては、従来より、被災水道事業者等が行う水道施設の災害復旧につきまして、原則としてそれに要する費用の二分の一を補助してきているところであります。しかし、今回の地震による被害の復旧のために必要な支援策につきましては、その極めて甚大な被害状況を踏まえた特例的措置の検討を行うなど、適切な対応を行ってまいりたいと考えております。
 最後に、地震や渇水に強い水道の整備についてのお尋ねでございますが、厚生省では、御指摘くださったように、平成三年六月に定めたふれっしゅ水道計画の中で、地震や渇水に負けない強い水道づくりをその主要課題の一つに掲げ、その推進に向けて全国の水道事業者等を指導するとともに、必要な施設整備について国庫補助による支援を行ってきているところであります。
 具体的な支援策といたしましては、一つに衝撃に弱い石綿セメント管等の老朽管の更新、二番目に緊急時の給水拠点となる配水池の容量の増強、三番目に水道施設の広域化等に対する補助を充実してきているところでありますが、今回の震災を教訓として、重要なライフラインである水道を災害に強いものとするための取り組みを一層強力に推進してまいる所存でございます。
 以上でございます。(拍手)
   〔国務大臣野坂浩賢君登壇、拍手〕

発言情報

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発言者: 井出正一

speaker_id: 25920

日付: 1995-02-17

院: 参議院

会議名: 本会議