越智伊平の発言 (宗教法人に関する特別委員会)

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○越智委員長 これより会議を開きます。
 開会に先立ち、新進党所属委員に出席を要請いたしましたが、出席をいただけません。やむを得ず議事を進めます。
 この際、去る十二月十一日に行いました、山梨県上九一色村におけるオウム真理教に関する実情調査及びオウム真理教施設の視察につきまして、その概略を私から御報告申し上げます。
 当日の参加委員は、私のほか、小里貞利君、鈴木宗男君、片岡武司君、井出正一君、栗原裕康君、七条明君、堀内光雄君、横内正明君、輿石東君、中島章夫君、正森成二君の十二名でございました。
 まず、山梨県におけるオウム真理教対策について、天野山梨県知事から県の取り組みと国への要望について、渡辺上九一色村村長から村の実情と対応について、望月山梨県警察刑事部長から捜査状況について、懇切丁寧な御説明をいただきました。
 その要点をかいつまんで申し上げます。
 山梨県では、法令違反事項への厳正な対応、地域のイメージアップ事業の実施、富士ヶ嶺総合警察センターや臨時相談所の設置など必要な対策を講ずるとともに、地元市町村等と一体となって山梨県オウム真理教対策協議会を設置し、オウム真理教問題の解決に向けての協議を進めております。
 また、国に対する要望としては、オウム真理教の完全撤退に向けての方策として、早期解散と施設の撤去、信者対策及び再発防止策並びに地域の安全対策、地域振興策について、国の支援や協力を求められたところであります。
 上九一色村では、オウム真理教の解散請求問題について県を通じて要望を行っているほか、国に対しては、残留信者の帰郷や洗脳された信者の社会復帰のための就職のあっせん等のケア対策事業の実施、既設建物等の取り壊し撤去等、オウム真理教の完全撤退を目指したオウム真理教対策特別事業の実施を要請しているところであります。
 さらに、地元富士ヶ嶺地区の警備体制については、地元への報復などが懸念されることから、今後の警備体制を十分考慮し、住民の安全を図っていただきたいとのことでありました。
 山梨県警察からは、オウム真理教の捜査状況及び富士ヶ嶺総合警察センターや臨時相談所の設置による活動状況等についての御説明をいただきました。
 また、視察に参加された各委員からは、信者の新聞、テレビ等の購読、視聴の状況、各サティアンにおける幹部を含めた信者の動向、警察の警備状況、保護された子供たちのその後の状況、地下水の管理状況、来年度予算要求項目の内容及び所有権移転による財産隠しの実態等につきまして質疑があり、さらに詳細な御説明をいただいた次第であります。
 今回の視察を通じまして、山梨県及び上九一色村におけるオウム真理教対策問題とその取り組み状態、そして今後の国の施策に関する要望等がより的確かつ具体的に把握でき、実りある調査が行えたと考えております。当委員会におきましては、こうした地方自治体の声を十分に踏まえ、今後の審議に努めてまいりたいと思います。
 なお、今回の視察につきましては、天野山梨県知事を初め県や上九一色村の関係職員の方々、さらには、県警察の多大なる御協力をいただきました。ここに深く感謝の意をあらわし、報告を終わります。
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発言情報

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発言者: 越智伊平

speaker_id: 11702

日付: 1995-12-14

院: 衆議院

会議名: 宗教法人に関する特別委員会