岩浅嘉仁の発言 (建設委員会)

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○岩浅委員 まだ、来年、再来年ということですから確定的な月、日というのは言えないかもわかりません。また、自然現象等もございますけれども、先ほども申し上げましたように、私どもはやはり平成九年度末、三月三十一日までには開通をして本土へ渡れる、こういう期待をいたしておりますので、さまざまな条件があろうと思いますけれども、ぜひその方向でお取り組みをいただきたいと思います。
 それから、この橋に関連しまして、できた後の問題なんですけれども、二点あると思うのですね。
 一つは、四国は大変高速道路網、御承知のとおり整備率が低うございます。全国で最低レベルだと思うのですけれども、橋はできたは、四国の島内に入ったは、道はないは、こういうことも大変心配になるわけでございます。急峻な地形とさまざまな条件、悪条件もあるのですけれども、そんな中で、この橋の開通に合わせまして、四国全体の高速道路体系というものを建設省としてどういうふうに取り組んでいくお考えなのか、意欲のほどをお聞かせ願いたい。
 それからもう一点は、これはもう瀬戸大橋でも出ておる問題なのですけれども、通行料金の問題でございます。
 鳴門から明石まで、今予測されておるのは大体七千円ぐらいではないかという意見もあるのですけれども、片道七千円、往復だったら一万四千円ぐらいになるかと思いますが、こういう高い通行料金を設定されますと、橋本来の潜在的な可能性というものを失ってしまう可能性がある。物とか人の交流に大きな支障が出るのではないかと思うのです。
 先発で完成しました、昭和六十三年に完成しました瀬戸大橋の場合、車の一日平均通行量は、現在約一万四千台。これは、開通前に予測したわずか半分という状況であります。この瀬戸大橋は鉄道併用橋でございますから、明石-鳴門と同じ考えではいけませんけれども、それにしても、当初予測よりも非常に低い通行量である。その最大の原因に指摘されますのが、やはり通行料の問題だと思います。瀬戸大橋では、早島-坂出区間、これは片道で六千四百九十円、往復割引を利用しても一万円ということで、本州と九州を結んでおります関門大橋に比べても、距離当たりの料金は関門橋の二倍以上の割高になっておる。こういうことが橋を有効に活用できない大きな原因として横たわっておると私は思います。
 この瀬戸大橋に対しまして明石の場合は、何といっても関西に直近していますから、予測では一日平均四万五千台という数字が出ております。この目標を達成するには、やはり通行料金のあり方というものが大きく左右するのではないかと私は思います。大阪大学などの調査では、瀬戸大橋の通行料金を今の半額にすれば、その通行量は三倍に伸びるだろうという予測も出ておるわけでございまして、これはやはり高速道路の料金制の問題にも波及してくるわけでございます。
 先般の新聞報道によりますと、三月十四日ですか、本四連絡橋の通行料を引き下げる、建設省が「用地費を除いて料金を決める料金抑制策を導入し、低迷する通行量をてこ入れする。」こういう報道がなされておりました。この新聞報道も含めまして、来る明石海峡大橋、明石-鳴門ルートの通行料金というものをどういうふうに建設省は考えておるのか、お伺いいたしたいと思います。

発言情報

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発言者: 岩浅嘉仁

speaker_id: 18654

日付: 1996-04-10

院: 衆議院

会議名: 建設委員会