照屋寛徳の発言 (外務委員会アジア・太平洋に関する小委員会)

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○照屋寛徳君 私は沖縄の出身なので、本当は沖縄の基地問題と絡めて聞きたいことがたくさんありましたけれども、小島参考人に一点だけお伺いをいたします。
 近代日中関係史の御専門で台湾関係の御著書もたくさんあられる立教大学の戴教授が、つい数日前にこのような見解を発表しておりまして、地元沖縄の新聞でも随分大きく報道されたんです。
 要旨は、中国の軍事演習による台湾威嚇の本当のねらいは、二十三日の総統直接選挙で李登輝総統を高い得票率で勝たせて政治基盤強化を図り、統一に向けた中台による今後の交渉を円滑化させることにあると。さらに続けて戴教授は、高得票率での再選で統一問題の交渉相手としての李総統により高い当事者能力を持たせたいというのが中国側の裏の意図ではないかと見たと。そして、より具体的に演習が選挙に与える効果として、一つは対中、問題の最大争点化、二番目に対中問題解決をだれに託すかという住民投票の意味合いが出てくる、三番目に軍事威嚇下での勝利や李総統にこれまでなかったカリスマ性をもたらすなどと予測をした上で、李総統の政治基盤強化は中国にとって今後予想される交渉に有利になると判断しているのではないか。
 こういうふうな見解を発表されて、先ほど申し上げましたように地元の新聞でもかなり大きく報道されたんですが、この見解については小島参考人はどういうふうに思っておられるのか、御意見を聞かせていただきたいと思います。

発言情報

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発言者: 照屋寛徳

speaker_id: 24406

日付: 1996-03-19

院: 参議院

会議名: 外務委員会アジア・太平洋に関する小委員会