野沢太三の発言 (外務委員会アジア・太平洋に関する小委員会)

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○野沢太三君 まず、アジア局長さんにお願いしたいんですが、台湾の存在というのは中国にとって非常に大切なものだと思うわけです。いずれ自分のところと一緒になるんだと言っている以上は、やはり我々としてはこれは平和的にやってほしいと。一つのモデルが香港ではないかと思うわけですが、その香港で一国二制度が可能ならば台湾でなぜそれができないか、武力までなぜ持ち出すかということですが、香港と台湾の違いといいましょうか、これをどうお考えになりましょうか。お考えがあったら聞かせてください。
 それから、防衛局長さんに先ほどミサイルのお話を伺いまして大変参考になりました。私どもも、台湾侵攻ということになれば、制海権、制空権という問題がありますが、それを越える弾道ミサイルの存在というのは大変な脅威でありますね。ところが、中距離といいますか、この程度の距離と時間、六ないし七分ということで有効な防衛能力というものが可能なのかどうか。それがもし可能ならば、これは大変な脅威を減殺できる。その意味でのBMDの研究というのは大変有意義ではないかと思うんです。日米はいいんですが、その場合に台湾は仲間に入ってくるかどうか、要するにBMDの研究成果を台湾も備えられるか、この点を御判断いただければありがたいと思います。
 それから、折田さんがおいでですが、日米安保の存在というものは中台関係の安定という点でも相当な寄与があるのではないかと私ども見ております。今回の再確認、再定義を進める場合でもこの辺は当然視野に入ると思うんですが、いかがなものでしょうか。これ、一問ずつ簡潔で結構です。

発言情報

speech_id: 113613974X00519960410_007

発言者: 野沢太三

speaker_id: 5373

日付: 1996-04-10

院: 参議院

会議名: 外務委員会アジア・太平洋に関する小委員会