佐藤道夫の発言 (外務委員会アジア・太平洋に関する小委員会)
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○佐藤道夫君 外務省に最初にお尋ねしますが、まず台湾の若い指導者層、政治家とか官僚とか、学者も入るかどうかわかりませんけれども、事業家あるいは学生も含めていいと思いますけれども、若いエリート層が台湾の将来について三十年先、五十年先にどういう設計図を思い浮かべているんだろうか。多分調査されておると思いますので、その辺を説明していただければと思います。
というのは、我々にとってはせいぜい二十年先ぐらいを考えればこれは十分なものですから、今までのまま、こういう状態のまま推移するであろうというくらいの気持ちしかないわけですけれども、彼らにとっては五十年たってもまだ七十、八十ですから、当然そこまでの設計がないことには将来の自分の人生設計もできないんじゃないかと思いますので重大な関心を持っていろいろと議論をし考えてもおることだろうと思うので、その辺のところ、わかる限り御説明いただければと思います。
それから、防衛庁については、これはたしか朝日の田岡俊次という記者が、それなりに名前の売れた記者ですけれども何かに書いていたことで、中国は台湾に対する侵攻能力はないとはっきり書いていました。なぜかといえば、軍備がすべて旧式である、特に空軍がひどい、ほとんどソ連からの下がり物であって古い旧型のミグであって、それがそのままの状態で使われておる。これに比べて台湾の方は金があるものですから年々新しくなって装備も近代化しておって、とてもじゃないけれども中国は太刀打ちできない、ですから中国の軍事力というのは台湾に関する限りはそう恐れるに足らないんだということを書いていたんですけれども、その辺のことは防衛庁はどういうふうに分析しておるのか。この二つです。