小池寛治の発言 (外務委員会アジア・太平洋に関する小委員会)

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○政府委員(小池寛治君) 北朝鮮有事とそれからガイドライン見直しとの関連性ということについての御質問ですが、その前に、今の朝鮮半島情勢をどう見ているかということがまず第一の基本になろうかと思います。
 若干繰り返しにはなりますけれども、非武装地帯を挟んで百五十万人を超える兵力が対峙しているという状況が過去四十年以上ずっと続いているような状況とか、あるいは核兵器開発疑惑が持たれたり、あるいはミサイルの長射程化のための研究開発をやっている。それから、軍事の体制を見ても、百万人以上の軍隊を擁している国ですが、その三分の二以上が非武装地帯百キロメートル以内に、極めて近いところに配備されている、前方展開されているということを総じて見ますと、北朝鮮のこういう動きということ自体が朝鮮半島の軍事的緊張を高めている。それは我が国にとっても、東アジア全域の安全保障にとってもやはり重大な不安定要因と見ざるを得ないんだというふうに考えます。
 それから、日米防衛協力のための指針の見直しについては、これは先生の方がよく御存じですけれども、なぜこの見直しをしているかということは、現在の指針が策定されてから以降の日米防衛協力関係というのがずっと進展してきたということを踏まえるということ。それから、現在の指針というのは、前の防衛大綱の考え方を踏まえて策定されたものでありますけれども、内外のいろんな情勢がその間に変わってきております。それを踏まえて新しい大綱が昨年の秋に策定されたわけでございます。そういうことを考慮して見直しを実施するということでございまして、北朝鮮有事というような特定の事態を念頭に置いているものではないということを申し上げたいと思います。

発言情報

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発言者: 小池寛治

speaker_id: 22854

日付: 1996-06-13

院: 参議院

会議名: 外務委員会アジア・太平洋に関する小委員会