岩井國臣の発言 (建設委員会)

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○岩井國臣君 バブルの崩壊に伴う平成不況も、ことしに入りまして明るさを取り戻してきております。四月の月例経済報告によりますと、やっと緩やかながらも景気回復の動きを続けていると評価されるようになりました。為替相場がここのところ安定しておりますし、超低金利政策によりまして民間設備投資もようやく強含みの傾向を示しております。また、住宅投資もここのところかなり高水準に落ちついておるんじゃなかろうか。
 そういったことも当然あるわけでございますが、私はやはり、数次にわたります経済対策によりまして公共投資が我が国経済を下支えしてきた、そして昨年の超大型補正予算によりましてその効果が逐次あらわれてきておるのではなかろうか、そのように考えておるわけでございます。しかし、我が国経済はやっと緩やかな回復の動きが見られる程度のところでございまして、本格的な回復基調に乗ったとは到底言えないのではなかろうか。ここ当分の間、やはり公共投資が我が国経済を引っ張っていかなければならないし、その意味で建設行政の現下におきます最大の課題は、建設大臣が所信表明の中でもおっしゃっておりました本格的景気回復に向けた取り組みではなかろうかと思います。
 そして、我が国経済全般を見回しましたときに何といっても現下の最大の課題は金融の安定という問題でございます。もちろん、予算の一日も早い成立が望まれていたわけでございますが、おかげさまでその出口がやっと見えてきたというようなことでございます。
 残念ながら住専問題から暫定予算という事態にならざるを得なかったわけでございますけれども、公共事業の切れ目のない予算執行という点ではおおむね支障のない暫定予算が組まれ、建設行政という立場からは特に問題がなかったのではなかろうか、こんなふうに私は見ておるわけでございますが、建設大臣、いかがでしょう、その辺の御所見をお聞かせいただきたいわけでございます。本格的景気回復という観点から建設大臣は今までの経済対策につきましてどう評価されているのか、また緩やかながらも景気の回復の動きがあるという現在の経済情勢をどう見ておられるのか、その辺のところをまずお聞きしたいわけでございます。

発言情報

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発言者: 岩井國臣

speaker_id: 25402

日付: 1996-05-07

院: 参議院

会議名: 建設委員会