山田俊昭の発言 (行財政機構及び行政監察に関する調査会)
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○山田俊昭君 調査会も今一年迎えて何らかの中間報告を出さなきゃいけないという状態だということなんですが、行政相談、行政監察、それぞれ問題はあるかと思いますけれども、やはりこの調査会はオンブズマンだろうと思うんですね。
オンブズマン制度の設置論、ほとんどのメンバーが賛成だろうと思っていたら、今、平成会の都築さんから先進国をもっと勉強してこれからさらに煮詰めようという提言があったし、石田先生から、川崎のオンブズマンの現状を視察しても、それほど実効性を育てていないんじゃないか。今、国民世論は、オンブズマンを国会に設けたらついてきてくれないんじゃないかという悲観論が出たわけなんですけれども、私自身、今までのこの調査会でいろいろ議論が出て、オンブズマンに反対される方はいないだろうと思っていたんです。ほとんど僕は賛成論だと聞いていたんですが、反対される方がいたら、貴重な意見としてその反対論も大いに聞きたいというふうに思うわけであります。
それで、三年間の調査期間、まだ十分だと会長おっしゃるけれども、どういうオンブズマンを設置するかどうか、いわゆるオンブズマンのタィプ、権限とか組織とかいろんな問題はあるんだけれども、あるいは議会型にするのか行政型にするのかというような問題もあるんだけれども、とにかく行政チェック機能が極めて乏しいところからいろんな問題が出てきている、それをチェックしてくれるのがオンブズマンではなかろうかという意味合いにおいては、この制度の創設に賛成をされるのがほとんどだろうと思うんですね。
だから、先ほど来から出ているように組織・権限論、オンブズマンの実現、創設への具体論に入っていただく、その方法論はよくわかりませんけれども。我々がこの調査会で何人かの参考人を呼んでいろんな意見を聞いたのは、憲法との抵触というところとオンブズマン制度を設置することがいいか悪いかというようなところに限られての参考人招致の調査会だったろうと思うんですね。それをも総合的に判断しますと、オンブズマン設置賛成論者がほとんどであって、その形が、権限をどの程度与えるかが憲法抵触の、一つ二つあるけれども、いわゆる権限の問題ですよね。訴追権とか司法権侵害だとか行政権、六十五条に反しない程度の改善勧告程度のオンブズマンであれば何ら憲法上の疑義がない、こんなことが定説として認められているわけであります。そこら辺のところで、せっかく一年間オンブズマンの創設の有無をやってきたわけですから、何とかオンブズマン制度をこの調査会がある程度具体化して提言されるところまで早く行くことを私は強く希望いたします。
以上です。