山口哲夫の発言 (行財政機構及び行政監察に関する調査会)

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○山口哲夫君 大脇先生の御提案については、ちょっと私は異論があるんです。
 普通の行政内部における制度を新しくつくる場合には、大脇先生の御提案は全くそのとおりだと私は思うんですけれども、このオンブズマンの問題ということは、やっぱり国民を対象にしてつくっていかなければならない制度ですね。この間、参考人の方もおっしゃっていましたけれども、国民に本当にこの制度がよく見えて活用してもらえるのか、効果が上がるのか、それはかかってやはり人事であると。それで、その人事が有名な人を持ってきて、その人を見ただけで、あっこれがオンブズマンか、そういうふうになった方がいいというお話もございました。そのくらいやっぱり制度を国民の中に徹底して印象づける、PRするということもあったと思うんですね。
 ですから、そういうことを考えると中途半端なやり方ではかえって私は失敗するだろう、やるのであれば、大々的なものでなくても、規模は小さくても、こういう制度が新しくできるんだといって、国民にやっぱり期待が本当に持たれるような、目に見えるような形で発足しなければ私は成功しないだろうなと、そういうふうに考えます。
 それで、今行政の中にあります行政監察局、これはオンブズマンができれば、今まで行政監察局がやっている一部を、今度は我々参議院がかわってやるようなことにもなりかねないのじゃないだろうかということを考えたときに、行政監察局との関係ということについても検討してみる必要があるんじゃないかというふうに思います。

発言情報

speech_id: 113614277X00419960531_025

発言者: 山口哲夫

speaker_id: 29461

日付: 1996-05-31

院: 参議院

会議名: 行財政機構及び行政監察に関する調査会