池田行彦の発言 (内閣委員会)
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○国務大臣(池田行彦君) 私どもとしましては、ただいま委員も御指摘になりましたけれども、今回のSACOの最終報告に盛られました基地の返還が全部実現いたしますと、これまで二十四年間に返還された総面積は四千三百二十八ヘクタールでございますが、それを上回る五千二ヘクタールが返還されるということになるわけでございます。
この点につきましては、けさ方開かれました沖縄基地問題協議会におきましても、大田沖縄県知事の方から、沖縄県においてアクションプログラムというのをおつくりになりまして三段階にわたって返還を求めておられます。その第一段階に盛られたものがほとんど全面返還されることになったわけです。努力の跡がよくわかるということで、この点については評価をいただいたところでございます。しかしながら、それを実現するためにいろいろ県内での移設等のこともあり、そういった意味で県内での反発も強まっていることを初めとして残された課題が非常に多いから、その辺はひとつ政府としても努力してほしいという御要望があり、我々も努力をすることをお約束した次第でございますが、そういうことで中身は今後審議していくことになるわけでございます。
それから、これを実現する上においては、ただいまお話のございました予算面におきましても、あるいは振興策等におきましてもいろんなことをしなくちゃいけない、これは御指摘のとおりでございます。そういったことで、この最終報告が出ました翌日の三日に、閣議におきまして、この関係につきましては予算面、法制面も含めて政府として所要な万全の措置を講じていく、こういうことを決定させていただいた次第でございます。そしてまた、振興策につきましても、各省庁一丸となって、沖縄開発庁が中心になって、あるいは官邸が文字どおり乗り出して取りまとめをやっておりまして、けさほどもその関係でいろいろ協議をしたところでございます。
そういった点について、政府全体としても遺漏のない対応、対処をしてまいりたいというふうに考えております。