林義郎の発言 (商工委員会)
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○林(義)委員 吉井さん、大森さんからお話がありましたから、あえて私は言っておきますが、アメリカでも持ち株会社はニュージャージー州の法律によって解禁されてやってきて、その後、鉄道であるとか公共事業の持ち株会社についていろいろな規制がある。それは、公共事業の持ち株会社ということです。
実はそのほかに、一体ヨーロッパはどうなっているのかなと私は調べてみて、国会図書館に頼んで、昔からあった持ち株会社論というのはどこら辺にあるんだと調べてもらったら、カール・マルクスの「資本論」に持ち株会社というのがあるんですよ。ヒルファーディングの「金融資本論」というのにも持ち株会社があるんですね。鈴木さん御承知のように、「金融資本論」はまさに持ち株会社をどうするかという話なんですね。
だから、もうヨーロッパでは普通に一般的にある話だ。弊害が出たらどうするかという話と、持ち株会社そのものがいかぬとかという話とは私は違う話だ。だから、弊害がもしも出たならば、弊害を抑えるためには、先ほど話があったように、独占であるとか、不当な取引制限であるとか、不公正な取引方法で抑えることを考えていけば私はいいのではないかな。
それから、金融関係は別にまた金融としてのルールがありますからやりていく、こういうことでやったらいいので、共産党の皆さんは立場上そうだという話ならしようがないけれども、私は、資本主義社会というものがずっと発展していく過程において、一つの経過的事象だというとらまえ方をしていただいた方がいいんじゃないか。その事象に対してどうするかということであって、この事象をこうやったからすぐに悪が出てくるなどというのは、論理が短縮しているのではないかなということを私は申し上げておきたいと思います。
以上です。