岸田文雄の発言 (税制問題等に関する特別委員会)
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○岸田委員 今のお答えの中にバブル崩壊後の財政出動の話が出ておりました。その間の政府の対応、財政出動に関しましては意見の分かれるところでありますが、デフレスパイラルに対する懸念等を考えれば必ずしも無意味ではなかったと私は思っております。しかし、結果といたしまして、税収の減少等と相まって、この財政出動が財政を悪化させてしまったということは間違いないところだと思うわけであります。
そこで、この財政出動ということに関しまして、財政制度審議会という審議会の中に財政構造
改革特別部会という部会がございます。この部会におきまして、昨年十月に海外調査報告というのを出されておられます。その中で、諸外国では、短期的な景気刺激策として財政出動は行われていないという報告をされておるわけであります。主にドイツ、フランス等を例に挙げられまして、そのような報告をされておられます。そして、昨年十二月にこの部会が最終報告を出されたわけでありますが、この最終報告の中に、欧米諸国の経験に照らして、こうした過度に財政に依存した経済運営については見直す時期が来ているという報告を出されておるわけであります。
短期的な景気刺激策としての財政出動ということに関しまして、今後の財政運営において大蔵省はどのようにお考えになっておられるか、確認さしていただきます。