渡辺具能の発言 (石炭対策特別委員会)

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○渡辺(具)委員 私も全くそのとおりだと思いますし、この二つの会社に対しましてよろしく御指導を賜りたいと思うわけであります。
 さて、このたびの閉山でいろいろな問題がありますけれども、最も心を砕かなければいけない、砕くべきことは、このたびのことで職を失い、不安の波の中に投げ出される人たち、これは必ずしも直轄の人だけではなくて、その周辺も含めてであります。
 私ごとで恐縮でありますけれども、私は、私のふるさと福岡県糟屋郡で、これは国鉄の炭鉱でございましたけれども、やはり炭鉱閉山の悲しみのてんまつをこの目で見てきた者でございます。だからこそ、先ほど申し上げましたように、憤りに近いものも感じるわけであります。職を失う方々もさることながら、子供たちのことを思うと心が痛むわけであります。
 私も実際に経験をしたことでありますが、ともに学んだ、ともにふるさとの山々を駆けめぐった多くの友人たちが、悲しい顔を残して私どもの故郷を後にしていったわけであります。私どもは、今でも同窓会をやってもなかなか集まりにくいというような状況であります。いまだに寂しい思いをかこっているわけであります。
 あの悲しみをまた子供たちに味わわせてはいけない、こう思うわけでありまして、国も県も制度を駆使して支援の手を差し伸べていかなければいけない、そう思うわけであります。現地を訪れましたら、福岡県は知事さんを本部長として県庁の中、そして現地に対策本部をつくる、幸いにしてこう言っていただきました。
 つきましては、政府としても強い覚悟で臨んでいただきたいという思いでございまして、通産大臣の改めての決意のほどをお伺いしたいということと、それから、政府としてどういう体制でこの問題に取り組んでいくか。特に雇用問題とか地域の再生問題に関しては、企業も含めて地元の市町村の方々も参画した対策協議会みたいな体制が東京と現地においてこの際ぜひ必要ではないかというふうに私は思うわけでありますけれども、その点いかがでしょうか。

発言情報

speech_id: 114004589X00319970304_006

発言者: 渡辺具能

speaker_id: 15249

日付: 1997-03-04

院: 衆議院

会議名: 石炭対策特別委員会