秋葉忠利の発言 (大蔵委員会)
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○秋葉委員 減ったから、それは少しはいいんでしょうけれども、やはり説得力というところで、もっともっと大胆なことをしなくてはいけないのではないかと思いますし、特に、今度は支出の面で問題のある支出が非常に多いというところでもやはり説得力がない、それが一因になっているというふうに思います。
それに関連して、昨日の公聴会で佐高信さんが何点か指摘をしたことがありますので、やはりそういった問題についてもきちんとこたえていかなくてはいけないんじゃないか、そのことが説得力を増すことにつながるのではないかと思いますけれども、例えばこれは「大蔵省主計局」、栗林良光という人の書いた本の中に出てくる「昭和の三大バカ査定」という、済みません、少し下品な表現が出てくるかもしれませんが、本に書いてあることですから。その中で三つ挙げてあるのが、戦艦大和や武蔵、昭和三十年代の伊勢湾、これは鍋田の干拓事業です。三番目が青函トンネル。これは昭和六十三年度予算編成のときですか、整備新幹線の昭和六十三年度予算を認めたら、結局青函トンネルにかわって昭和の三大ばか査定になってしまう、こういう発言を当時の田谷廣明主計官がしている。それで、結局この田谷さんは発言をやめさせられるようなことになったらしいんですけれども、その時点では、少なくとも大蔵省の中には、整備新幹線ということについてかなり健全な考え方をしているお役人がいたという一つの証拠だと思います。
その後田谷さんはスキャンダルによって大蔵省をやめたということになっていますけれども、ちょっと勘ぐって解釈をすると、その後大蔵省の考え方が変わって、昭和三大ばか査定を実はやることに省として決定をした、うるさいやつは結局ほうり出せというので、目の上のたんこぶの田谷さんをやめさせたということで、田谷さんがやめたのは本当はスキャンダルかもしれないけれども、実際、これは大蔵省の整備新幹線その他さまざまな、三大ばか査定ではなくて、これは今は昭和ではありませんから、二十世紀の後半といいますか、あるいは二十世紀の三大、四大、五大ばか査定ということを堂々とやっていこうという意思表明とも考えられるのですけれども、そうなのかどうか確認をさせていただきたいと思います。