薄井信明の発言 (大蔵委員会)

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○薄井政府委員 御指摘のように、お酒は各種ございますので、その関係についての考え方ということかと思います。
 ここ十数年、特に平成元年の税制改革以降といいますか、酒税制度については大きく変更してきておりまして、そういう意味では、近年における嗜好の変化あるいは酒の消費の変化、そういったものを反映いたしまして現行の酒税制度の体系ができ上がってきております。
 一言で申し上げますと、従来下級酒とかあるいは低税負担酒と言われていたものの消費が伸びております。一方で、清酒特級クラスとかウイスキーなどのかつて上級酒とかあるいは高税負担酒と言われていたものの消費が相対的にそれに比べて小さくなっている。逆に言うと、高級なものの消費が落ちて、そうでないものがふえている、そういったように消費態様が大きく変わってきております。こういったことを踏まえて、ここ数年、酒税制度を変えてきているわけでございまして、そういった大きな枠組みについては消費態様なりなんなりを反映したものとして定着しているものと思います。
 今回、そのうちの蒸留酒の部分について、ウイスキーの部分を下げ、しょうちゅうの部分を上げ、その中間的なところに税率を張ったということが全体にどういう影響を及ぼすかということかと思いますが、私は、一方に偏した形でセットしなかったことにより、相対的な関係は崩れてはいないというふうに見ています。
 ただ御指摘のように、嗜好というものは変わっていきますし、若い人たちが飲むものも変わっていきます。そういうものを、十分その消費量等を見きわめながら、今後とも各酒類間の税負担の関係というものには関心を持っていかなければならないと思っております。

発言情報

speech_id: 114004629X00419970225_005

発言者: 薄井信明

speaker_id: 7315

日付: 1997-02-25

院: 衆議院

会議名: 大蔵委員会