中川正春の発言 (大蔵委員会)

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○中川(正)委員 恐らく、さっきの話を国民にしたところで、これは理解できないだろうと思うのですね。端的に言って、例えば何でビールがしょうちゅうの二倍なんだ、あるいは清酒の一・六倍なんだと。この話が単純に説明されないと、ということは新しい基準というものが日本の国内の中で設定をされないことには、各業界単位の、それこそ位置づけだけ。それが背景にあるのだろうと思うのです、今の議論の背景には。難しい問題があるんだろうと思うのですが、しかし過去の流れがそうだったのですね。それで流れてきて、海外にずたずたにこうして切り刻まれるということであります。
 そうした意味から、これは、今恐らくは大蔵省に問いただして突き詰めていっても結論は、ということは、議論ができていないことなんだろうと思いますので、そこまではいきませんが、基本的な我々の主体性というか、説明ができる基準というか、そういうものがあって初めて税体系というものが納得をされるんだ、こういうふうに思っております。それだけに、業界を含めて新しい改革の流れというものがこんなところで一つ一つはっきりしていく、そういうことになっていくだろうというふうに思いますので、そうした意味からももう一回基本的に、こうしたきっかけで国内の体系をしっかり理論づけていく、そういう気持ちを持って対応をしていただきたいというふうに思います。
 これ以上詰めていきますと、また外交交渉に影響を及ぼしてくる、こういうこともありましょうから、この辺にしておきます。
 それと同時に、もう一つは、アメリカとの交渉であります。これは最後まで頑張っていったとして、最終的には代償補償というか、この件については話し合いがつきませんよ、あとは、この件にかわる代償補償というものを前提にしながらの交渉に移り変わっていくんだろうというふうに思うのですが、その見通しでいいかどうかということが一つ。
 それから、そうすると、どうも私たちの目から見ると、アメリカがここまで頑張っているというのは、本来、酒で頑張るんじゃなくて、この代償交渉でひとつアメリカとしての目的を果たしていこうじゃないか、そういう意図自体も見え隠れするわけであります。それをしっかり踏まえた上で交渉していかないと、これをもとに非常に大きな、いわば日本にとっての不利益を醸し出すことになる、こういうことだと思うのです。その辺の見通しと、相手のねらい目はどの辺なんだろうな、そういうことも含めてお答えをいただきたいと思います。

発言情報

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発言者: 中川正春

speaker_id: 15692

日付: 1997-02-25

院: 衆議院

会議名: 大蔵委員会