中川正春の発言 (大蔵委員会)
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○中川(正)委員 時間が迫ってきたようなので、これだけでいきます。その後の金融は、次の機会にいきます。
先ほどの大臣の御議論を聞いておりますと、それこそ私だちがこれまで地方の感覚でやってきたそういう議論に結びついてくる。いわば陳情政治といいますか、やってくれ、やってくれと。そんな中で、それは地元の熱意が確かにあるだろうと思うのです。新幹線は欲しいだろうと思うのです。右肩上がりの、財政が膨らんでくるとき、そういう背景の中で政治が行われてきた時代であれば、それで話は通ってそれでいろいろなものができてきたのだろうというふうに思います。
その中に、公私混同というか、どこまでが私的セクターでやってどこまでが公的セクターで、まあ言うたら一般財政からお金を投じるかという議論もなしに、そのまま、何やかや言っても仕方ないじゃないかという形で進んできて今の時代を迎える、そのあげくの果てに国鉄が、国鉄自身がですよ、非常に大きな赤字を残したまま問題になっている、こういうことなのだろうというふうに思うのです。
私は、今回の整備新幹線の議論を聞いておりまして、そのプロセスと同じようなことでしかこの議論が決着できないとすれば、これはこれからの日本にとって非常に悲劇なのだろうというふうに思います。そんな中で、やはり大蔵省の役割としては、情報をしっかり、この議会にも、国民にもオープンにして提供することだというふうに思うのです。その情報をもとに、政治判断は私たちがやっていく、これでいいじゃないですか。
現在の状況は、その役目を果たしていない大蔵省というものが、これから先の大蔵省の役割、そして新しい組織の再編というものにどういう結果をもたらしていくかということをそれぞれ担当者は深く肝に銘じてやっていくべきだろうというふ
うに——どこへ行ったのですか、皆さんのその気概というものは。本当にこれでいいのですか。それをひとつ指摘をしておきたいというふうに思います。
以上、時間いっぱいでございますので、バトンタッチをさせていただきます。