鈴木政二の発言 (運輸委員会)

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○鈴木政二君 時間が来てしまいました。たくさん質問したいわけでありますけれども、これが最後の質問になろうかと思います。
 大臣に最後に御答弁願いたいんですけれども、実は観光の国際化から見て一番大きな問題の一つだなというのは、ビザ、査証の関係であります。
 御存じのように、先ほど来ずっと話をしておりますけれども、アジア地区がこれからはかなりふえていく。ただ、日本は、アメリカと同じでありますけれども、ビザの取得が非常に困難な国なんですね。例えば一つの例をとりますと、中国は当然ながら全然観光に関してはビザが今の現在はなっていない。それから、例えば一たん取得したビザでも、アメリカは三年ですけれども日本は一年、下手すると九十日とか十五日とか、そういう国もあるわけであります。
 もちろん、この間から私どもの理事の佐藤先生が非常に心配をしておりました不法就労の問題だとか、外国人の犯罪の問題ももちろんきちっと考慮しての話でありますけれども、こういうビザの問題をきちっと解決といいますか、来やすい国にしてあげる。私は非常に感じますのは、そういう最初の窓口から、ああ、日本というのはそういう感じの国だなという、評判も悪くなるし、一番基本である国民同士の触れ合いがそこで最初からイメージが悪くなる。この問題は大変重要な問題でありますので、私は大臣の御所見を伺いたいと思う。
 もう一つ、今回の法案を見ておりますと、やはり基本的には国際観光振興会が本当に充実しなきやならない。ここが本当にしっかりやらなきゃいけない。よその国や韓国を見ましても、規模的にもそして人的にも予算的にも非常に乏しい。ここまで腹をくくって大臣が法案を出される。そして局長以下、部長以下みんな一生懸命やろうとしている。今大変な厳しい行財政の中でありますけれども、この振興会の予算もやっぱりしっかり送ってあげる。そして運輸省観光部としてきちっとした大きな予算を組む。
 中国とかアジアの諸国の中で南京虐殺だとかいろんな昔の話が出てきて、本当に日本をまだ理解してもらっていない。たくさんの方に来ていただいて、たくさんの方に日本人と触れていただき、日本のよさ、文化それからすべてのものを見ていただくことが何よりの外交の一つでもあり、これから我が国がアジアの一員として大事なことだと私は思っております。
 そういう面で、ビザの関係やもろもろの関係、大臣は運輸大臣でありますけれどもいわば観光大臣にも世界の人は見ているわけでありますので、強い信念の方と聞いておりますし、すごいパワーの方だと聞いておりますが、所見をお伺いして質問を終わりたいと思います。

発言情報

speech_id: 114013830X01419970610_012

発言者: 鈴木政二

speaker_id: 32538

日付: 1997-06-10

院: 参議院

会議名: 運輸委員会